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【下種の口に戸は立てられぬ】の意味と使い方や例文(類義語)

下種の口に戸は立てられぬ

「下種の口に戸は立てられぬ」の意味(類義語)

意味【ことわざ】
下種の口に戸は立てられぬ

「下種」は、「下衆」とも書く。
【読み方】
げすのくちにとはたてられぬ

【意味】
品性の卑しいものは自分が聞いたことを言いふらすということ。

ことわざ博士
「下種の口に戸は立てられぬ」ということわざは、品性が低い人は思ったことをすぐに言ったり、他人の秘密や噂を広める傾向があるという意味だ。

そして、そのような人たちを完全に止めるのは難しい、ということを示しているんだよ。

助手ねこ
ああ、それはつまり、うっかり情報を教えたら、すぐ広められちゃう人のことやな。そんな人には秘密とか、言わない方がええってことやろ。

防ぐのが難しいから、最初から情報を渡さないように気をつけた方がいいんやな。このことわざ、情報を共有する前にちょっと考え直す時に役立つやつやね。

【類義語】
・下郎は口さがないもの
・人の口に戸は立てられぬ
・開いた口には戸は立てぬ

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「下種の口に戸は立てられぬ」の解説

カンタン!解説
解説

「下種の口に戸は立てられぬ」っていう言葉は、要するに、性格や品性があまり良くない人は、他人の秘密や話を簡単に他の人に喋ったりするけど、そんなことを止めるのは難しい、っていう意味だよ。

簡単に言うと、例えば、ある秘密の話をした人が「これは他の人に言わないでね」と頼んだとしても、品性が低い人は、その秘密を他の人にすぐに教えちゃうことがあるんだ。そして、そんな人の口を止めるのは、まるで戸を立てることができないくらい難しい、ということを表しているんだよ。

つまり、信用できない人に大事な話や秘密をするのはリスクがあるっていうことを、このことわざは教えてくれてるんだね。

「下種の口に戸は立てられぬ」の使い方

ともこ
噂があっという間に広がったわね。
健太
下種の口に戸は立てられぬというからね。
ともこ
言わないでねって言ったら、言いたくなるのが人情だしね。
健太
人の噂も七十五日というから、下火になるまで待つしかないな。
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「下種の口に戸は立てられぬ」の例文

例文
  1. 下手に人に話すものではない。下種の口に戸は立てられぬからな。
  2. SNSであっという間に拡散されるこの時代、下種の口に戸は立てられぬよ。
  3. 下種の口に戸は立てられぬから、噂を防ぐ手立てはない。
  4. 明日には町中に広まるだろう。下種の口に戸は立てられぬという。
  5. もう手遅れだ。下種の口に戸は立てられぬ。噂は世界を駆け巡る。

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