「光陰に関守なし」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
光陰に関守なし
【読み方】
こういんにせきもりなし
【意味】
月日はとどまることなく過ぎ去ること。
「光」は、日。「陰」は、月の意。「光陰」は、月日。
そうやね、時は金なりって言うけど、時間は本当に大切やな。
後悔しないように、一瞬一瞬を大事に生きたいもんや。
【語源・由来】
月日が過ぎて行くのをとどめる番人はいないということから。
【類義語】
・月日に関守なし
・歳月人を待たず
・光陰矢の如し
・光陰流水の如し
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「光陰に関守なし」の解説
カンタン!解説
「光陰に関守なし」ということわざは、時が経つのを止めることはできない、という意味だよ。
この中の「光」は太陽を、「陰」は月を表していて、二つ合わせると「時間」や「月日」という意味になるんだ。「関守」は、道や道路の出入りを管理する関所の番人のことを指すんだ。
だから、このことわざは、「時間の流れを止める番人はいない」という意味で、時間は待ってくれない、時はどんどん過ぎていく、ということを教えてくれる言葉なんだね。みんなに、大切な時間を無駄にしないようにという教えも含まれているんだよ。
「光陰に関守なし」の使い方
また授業をさぼっていたの?
ぼんやりする時間も大事だよ。
光陰に関守なしというから、ぼんやりしている間に年をとってしまうわよ。
屋上でぼんやりしている間におじいちゃんになっていたら、浦島太郎みたいだね。
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「光陰に関守なし」の例文
- 時を止めて、このまま仲間たちとわいわい騒いでいたいが光陰に関守なしだ。
- 光陰に関守なしというが、今今と今という間に今ぞ無く 今という間に今ぞ過ぎゆく。
- 「ちょっと待って」と君は言うが、光陰に関守なしで時は待ってくれない。
- 光陰に関守なしなので、時間を止めることはできないし過ぎ去った時は取り戻せない。
- 迷っている間にも時は過ぎ、光陰に関守なしだ。とにかく行動しよう。
つまり、日々は止まらずに流れていくので、大切に過ごすべきだということを教えてくれる言葉なんだ。