「心の鬼が身を責める」の意味(類義語)
【ことわざ】
心の鬼が身を責める
「心の鬼が己を責める」ともいう。
【読み方】こころのおにがみをせめる
【意味】
良心の呵責に苦しむ。
なるほどぉ。それは、やっちゃったことや後悔してることが、心の中でずっとモヤモヤして、自分を苦しめるってことやな。
外からのダメージや怒られることより、自分の心の中の声に悩まされるときがあるんやな。心の声って、時々厳しいもんやね。
【類義語】
・心の鬼が物を言う
・脛に傷持てば笹原走る
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「心の鬼が身を責める」の解説
カンタン!解説
「心の鬼が身を責める」という言葉はね、自分の中の「良心」が、自分のしたことや考えてることに対して、これはよくないんじゃないかと感じて、自分自身を責めるっていう意味なんだよ。
例えば、何か悪いことをしてしまったときや、嘘をついたとき、後でそのことを思い出して「あれはよくなかったな」と感じることがあるでしょ。それがまさに、心の中の鬼が出てきて自分を責めている状態なんだ。
「良心」とは、人が自分の行動が良いか悪いかを判断する内なる声のこと。だから、この言葉は、自分の良心が自分を正しい方向へ導こうとして、間違ったことを指摘してくれることを伝えているんだね。
「心の鬼が身を責める」の使い方
明智光秀は心の鬼が身を責めなかったのかな。
食うか食われるかの時代だから感じなかったのかもね。
お世話になった上司なのにね…。
露ほども感じなかったんでしょうね。
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「心の鬼が身を責める」の例文
- 嘘を吐いてしまい、心の鬼が身を責める。
- おつりが多かったことに気が付いたが言い出せず、心の鬼が身を責める。
- 彼女に謝れないまま別れることになり、心の鬼が身を責める。一生引きずりそうだ。
- 社員をリストラすることに心の鬼が身を責める。
- 兵士として敵国に攻め入り、無辜の民を傷つけることに心の鬼が身を責める。
つまり、過去の行動や決断に対しての後悔や罪悪感が心の中で響き続けることを意味しているよ。