「子を持てば七十五度泣く」の意味(類義語)
【ことわざ】
子を持てば七十五度泣く
【読み方】
こをもてばしちじゅうごたびなく
【意味】
親は子供が原因で苦労や心配がたえないということ。
喜びもあれば、悩みや心配もたくさん。でも、その度に親は子供のために涙を流すんやろな。親の愛は本当に深いもんやね。
【類義語】
・子を持って泣かぬ親はない
「子を持てば七十五度泣く」の解説
「子を持てば七十五度泣く」っていうことわざは、子供を持つと、本当にたくさんのことで心配したり、悩んだり、泣いたりすることがあるよ、っていう意味だよ。
考えてみてね。子供が生まれてから、成長するまで、色んなことがあるよね。熱を出して病院に行くときや、学校での悩み、友達関係の問題など、子供に関することで心配することがたくさんあるんだ。それに、子供のために何かを頑張る時も、大変だけど、その大変さは愛情の裏返しでもあるんだよ。
このことわざは、親になると、子供のことで心から感じる大変さや、それに伴う感情をたくさん経験することを教えてくれるんだ。だから、子供のことで心配や大変さを感じるとき、それは親としての愛情の一つの形だってことを忘れないようにしようってことなんだね。
「子を持てば七十五度泣く」の使い方
「子を持てば七十五度泣く」の例文
- 親の心子知らずというが、子を持てば七十五度泣くという苦労を分かっていないだろうな。
- 子を持てば七十五度泣くが、涙を子供に見せず凛としていなくてはいけないから大変だ。
- 子を持てば七十五度泣き、相当な苦行である。だから子供がいない大人は半人前という論調になる。
- 妊娠中の友人に、子を持てば七十五度泣くから今のうちに楽しめと助言した。
- 子を持てば七十五度泣くというが、七十五度じゃ済まない。
「子を持てば七十五度泣く」の文学作品などの用例
ギャッと産れてから是までにするにア仇や疎かな事じゃア有りません。子を持てば七十五度泣くというけれども、此娘の事ではこれまで何百度泣たか知れやアしない。(二葉亭四迷の浮雲より)