「心は二つ身は一つ」の意味(類義語)
【ことわざ】
心は二つ身は一つ
「心二つに身は一つ」ともいう。
【読み方】こころはふたつみはひとつ
【意味】
心は二つのことを望むが、体は一つなので思い通りにいかないということ。
「心は二つ身は一つ」という言葉は、人がいろいろなことを同時に望むけれど、実際には自分の体や能力には限りがあり、すべてのことを同時には実現できないという意味だよ。
なるほどな。つまり、心では「こっちもやりたい、あっちもやりたい」と思っても、実際の自分の身体や時間は一つやから、全部を同時にはできへんってことやね。
欲張りすぎずに、できることからコツコツと進めていった方がええんやな。
【類義語】
・二兎を追う者は一兎をも得ず
・東家に食して西家に息わん
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「心は二つ身は一つ」の解説
カンタン!解説
「心は二つ身は一つ」という言葉はね、人って、たくさんのことをしたい、やってみたいと思うことがあるけど、実際に自分の体は一つしかないから、全部のことを同時にはできないよ、という意味なんだよ。
例えば、サッカーの練習とピアノのレッスンが同じ時間にあったら、どちらか一つを選ばなきゃいけないよね。心の中で「サッカーもしたい、ピアノもしたい」と思っても、体は一つだから、どちらかを優先しないといけないんだ。
だから、このことわざは、「たくさんのことをやりたい気持ちはわかるけど、実際には選択しないといけないこともあるよ」と教えてくれるんだね。自分の時間や体の限界を理解して、大切なことを選んで行動しようってことだよ。
「心は二つ身は一つ」の使い方
野球もしたいけどサッカーもしたい。
心は二つ身は一つというやつね。
どうすればいいんだ。
どちらかあきらめる。どちらもあきらめる。分身の術を取得する。
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「心は二つ身は一つ」の例文
- ピアノかバレエか選ばなければならない。心は二つ身は一つとはなやましい。
- 英文科もいいが親と同じ医師を目指すのもいい。心は二つ身は一つで困る。
- やりたいことはたくさんあるが、僕は一人しかいない。心は二つ身は一つで心悩ます。
- アメリカにするかフランスにするか。心は二つ身は一つなので、先にアメリカに行き、来年フランスに行く。
- あの授業もとりたいしこの授業もとりた。心は二つ身は一つで思い通りにいかない。