「酒外れはせぬもの」の意味(類義語)
【ことわざ】
酒外れはせぬもの
【読み方】
さかはずれはせぬもの
「酒外れ」は、「さけはずれ」とも読む。
【意味】酒の席では飲めないと断らず、少しでもいいから飲むべきだということ。
あぁ、それは、宴会や飲み会で「私、酒飲めません」とか言ってると、なんかムードブレーカーやんなってなることやな。
もちろん、無理に飲む必要はないけど、せめてちょっとだけでも飲んでみせることで、みんなとの絆やコミュニケーションが深まるんやな。酒の席では、なるべく仲間と一緒に楽しむことが大切ってことやね。
【語源由来】
敵の城を攻めるには、まず外側の堀を埋める意から。
1614年大坂冬の陣で徳川家康は大阪城にいる豊臣秀頼を攻めたが落とせず、外堀を埋めることを条件に休戦した。その後家康は内堀を生めて翌年の夏の陣で大阪城を陥落した。
【類義語】・食外れはするとも酒外れはせぬもの
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「酒外れはせぬもの」の解説
カンタン!解説
「酒外れはせぬもの」っていう言い方は、お酒を飲む場面で、自分だけ「飲まないよ」とか「飲めないんだ」って言って、みんなと違う態度をとるのはちょっと避けた方がいいよ、ってことを言ってるんだ。
たとえば、友達との飲み会でみんなが楽しんで飲んでるのに、一人だけ全く飲まないと、ちょっと場の雰囲気が変わっちゃうことがあるんだよね。だから、この言葉は、自分も少しだけでも飲んで、みんなと一緒に楽しむことが大切だよ、って教えてくれてるんだ。
「酒外れはせぬもの」の使い方
酒外れはせぬものっていうけど、今の時代、酒の強要で逮捕されちゃうわね。
飲めない人が拒否する権利が認められつつあるわね。
社員の人権が認められる時代になって働きやすくなったね。
その分、上司になるとパワハラとか言われて部下を指導しづらくて困るんだけどね。
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「酒外れはせぬもの」の例文
- 出世したいなら酒外れはせぬもの。うまく飲むふりをすればいい。
- 「下戸なんで」というと場を白けさせるので、酒外れはせぬものだ。
- 酒外れはせぬものというから困ったサラリーマンにうけるかと思い、ビールに見える炭酸飲料をメニューに出したら好評だった。
- 酒宴では酒外れはせぬものだから、乾杯の一口だけ飲む。
- 飲めなくても酒外れはせぬものといわれるので、周りの人間に酒をすすめ、飲みたくない自分はなめる程度にする。
社交の場では、少しでも参加することが大切という考え方を表しているんだよ。