「酒の徳孤ならず必ず隣あり」の意味(出典)
【ことわざ】
酒の徳孤ならず必ず隣あり
【読み方】
さけのとくこならずかならずりんあり
【意味】
酒が好きな人は、必ず飲み友達ができるから孤独ではない。
さんま風に言えば「酒を飲むと、友達の輪が広がるわい!」ってことやね。ワイもそう感じることあるわ!酒の力はすごいなぁ。
【出典】
「論語」「里仁」の中の「徳孤ならず必ず隣あり」という孔子の言葉をもじって酒の徳をいったもの。
「酒の徳孤ならず必ず隣あり」の解説
「酒の徳孤ならず必ず隣あり」っていうのは、酒を好きな人はひとりぼっちになることはなくて、必ずといっていいほど飲み仲間ができるってことを言ってるんだよ。
これ、実は古い話の中に出てくる有名な言葉「徳孤ならず必ず隣あり」っていうのを面白おかしく変えた言葉なんだ。元の言葉は、良い性格の人や善良な人は絶対にひとりぼっちにならないって意味で、その良さを「酒」に置き換えて、酒好きな人の良さを称えてるんだよ。
「孤」っていうのは、ひとりぼっちって意味だから、この言葉の中で「孤ならず」と言っているのは「ひとりぼっちにはならない」ということ。つまり、酒を飲むのが好きな人は、どこに行っても友達ができて、楽しい時間を過ごせるってことなんだね。
「酒の徳孤ならず必ず隣あり」の使い方
「酒の徳孤ならず必ず隣あり」の例文
- 酒が飲めれば孤独死なんて心配はない。酒の徳孤ならず必ず隣ありだ。
- ずっと独身だが、酒の徳孤ならず必ず隣ありで寂しいと思ったこともないし、これからもないだろう。
- 酒の徳孤ならず必ず隣ありというように、飲み友達がいれば他に何もいらない。
- 酒があれば初対面の人ともすぐ仲良くなれる。酒の徳孤ならず必ず隣ありといい、全く孤独を感じない。
- 楽しく生きたいなら酒の味を覚えた方が良い。酒の徳孤ならず必ず隣ありといい、人生が楽しく豊かになる。
つまり、酒の力で人々は結ばれ、孤独になることはない、という意味だよ。