「鷺と烏」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
鷺と烏
「鷺を烏」は、間違いを押し通すことをいい、まったく異なることわざ。
「烏鷺」は、囲碁の別称。烏を黒石、鷺を白石に見立てたもの。
【読み方】さぎとからす
【意味】
正反対のことをいう。
なるほどぉ。つまり、「まったく逆やねんて」ってことやな。
白と黒くらい、全然ちゃうもんを比べるときに使うんやな。例えば、「この二人、性格が鷺と烏やわ」とか言えるわけや。これ、便利な表現やな~。
【語源・由来】
鷺は真っ白で烏は真っ黒であることから。
【類義語】
・雪と墨
・水と油
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「鷺と烏」の解説
カンタン!解説
「鷺と烏」っていう言葉はね、2つのものやことが全く正反対っていう意味で使われるんだよ。なんでかって言うと、鷺っていう鳥は真っ白で、一方、烏っていう鳥は真っ黒なんだよね。だから、この二つの鳥を比べると、色が全く逆ってことから、まったく違う、正反対っていう意味で使われるんだ。
例えば、2人の性格が全く違う時とか、2つの物の色や形がまったく違う時に、それを「鷺と烏のように違う」と言うことができるんだよ。これで、どれだけ違うかがすごくわかりやすくなるんだね。
「鷺と烏」の使い方
ともこちゃんと僕は鷺と烏だね。
趣味も考え方も性別も真逆ね。
食の好みも合わないから一緒に出掛けることはできないね。
そうね。フードコートなら好きなものを各々食べることができるから可能かもしれないわ。
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「鷺と烏」の例文
- 彼らは鷺と烏だから、連立政権なんてはなから無理だったんだよ。
- 鷺と烏で彼女とは相いれない。
- 鷺と烏のような二社が合併したが、すぐに内部分裂するだろうから全く脅威ではない。
- アニメを制作する側と営業側で対立し、鷺と烏のような構図になってしまっている。
- あの夫婦は鷺と烏だが、正反対だからこそ補い合えてよい関係を築けているらしい。
鷺が真っ白で、烏が真っ黒なことからこのような比喩が生まれたんだ。