「三寸の舌を掉う」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
三寸の舌を掉う
【読み方】
さんずんのしたをふるう
【意味】
大いに弁舌をふるうこと。
「三寸の舌」は、口先の弁舌。
あ、つまり、うまく話せる人は、ちっちゃい舌で大きなことを成し遂げられるってことやな。
話のうまさ、それはもう、武器みたいなもんやね。このことわざ、うまく人を引き込む話の力のすごさを教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
舌を自由自在に使う意から。
【出典】
「史記」
【類義語】
・三寸の舌を以て百万の師よりも強し
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「三寸の舌を掉う」の解説
カンタン!解説
「三寸の舌を掉う」という言葉は、すごく上手におしゃべりをすることを言うんだよ。
考えてみてね、舌って実はそんなに長くないんだ。約9センチ(三寸)くらいだけど、それを使ってすごくうまく話す人を指して使う言葉なんだ。要するに、口先がとっても得意な人、言葉で人を引き込むことができる人のことを言うんだよ。
この言葉は、誰かがすごく話が上手だなと感じた時や、人を納得させるのがうまいなって思った時に使うんだ。そんな人は「三寸の舌を掉う」と言われて、それは褒め言葉として使われることもあるよ!
「三寸の舌を掉う」の使い方
三寸の舌を掉う人は政治家向きだね。
三寸の舌を掉うは嘘をつくのも上手ってことだから、だから政治家は信用できないのよね。
三寸の舌を掉う人は信用ならないのか。
そういうことね。
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「三寸の舌を掉う」の例文
- 選挙戦終盤、三寸の舌を掉う。
- 講演を依頼されたので、子供たちを前に三寸の舌を掉う。
- 自分の考えを多くの人に知ってもらうために三寸の舌を掉う。
- 今回は日本語ではなく、英語で三寸の舌を掉う。
- 熱く三寸の舌を掉うも、聴衆の心に響かなかったようだ。
少しの舌の動きで大きな影響を及ぼす、雄弁の力を讃えた表現だよ。