「児孫自ずから児孫の計あり」の意味(出典)
【ことわざ】
児孫自ずから児孫の計あり
【読み方】
じそんおのずからじそんのけいあり
【意味】
子や孫には各々の暮らしや考えがあるから、親が口を出したり心配する必要はないということ。
「児孫」は、子と孫。子孫。
「児孫自ずから児孫の計あり」という言葉は、子供や孫たちにもそれぞれの人生を歩む計画や考えがあるから、親や祖父母が過度に心配する必要はない、と教えてくれる言葉なんだよ。
ほな、それは、子供や孫も自分の頭でちゃんと考えて生きてるから、おおきに心配するなってことやな。もちろん心配するのは親心やけど、あんまり手を出し過ぎてもあかんてことや。
彼らにも彼らの人生があるんやからな。親としてはサポートするけど、あまり口出しし過ぎへんようにしなアカンってことやね。
【出典】
「宋詩紀事」
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「児孫自ずから児孫の計あり」の解説
カンタン!解説
「児孫自ずから児孫の計あり」っていうことわざはね、お子さんやお孫さんだって、自分の人生をちゃんと考えて、計画しているんだよ。だから、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんが心配しすぎる必要はないって意味なんだ。
たとえばね、お子さんが大学に行くかどうか迷っている時に、お父さんやお母さんが「どうしても行かせたい!」って強く思っても、その子自身が「別に大学に行かなくても自分のやりたいことができる!」って考えているかもしれないよね。それぞれの人がそれぞれの考えを持っていて、自分の人生について考えているっていうことを教えてくれることわざなんだよ。
だから、「児孫自ずから児孫の計あり」っていうのは、お子さんやお孫さんを信じて、彼らが自分の人生をちゃんと考えて生きていけるように支えてあげることが大切っていう意味があるんだよ。
「児孫自ずから児孫の計あり」の使い方
親は子の心配をするのが仕事だって父さんが言うんだ。
児孫自ずから児孫の計ありというから心配しなくていいよって言ったら?
堂々とそんな台詞を言えるほど計画性があるわけじゃないんだ。
それだといつまでも心配かけっぱなしね。
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「児孫自ずから児孫の計あり」の例文
- 子々孫々のことまで考えて財産を残さなくても、児孫自ずから児孫の計ありというから大丈夫だ。
- 親が口を出し過ぎると子供の未来をつぶしかねないし、児孫自ずから児孫の計ありともいう。
- 時代は移り変わり常識も変わる。児孫自ずから児孫の計ありだから、親の考えを押し付けず子供たちの好きなようにさせてあげればいい。
- 児孫自ずから児孫の計ありだから、不安に思わず見守ってあげるといい。
- 子供は家業を継ぎたくないかもしれないし、児孫自ずから児孫の計ありというので、子供のために会社を大きくしようなんて思わない方が良い。