「姑の仇を嫁が討つ」の意味
【ことわざ】
姑の仇を嫁が討つ
【読み方】
しゅうとめのかたきをよめがうつ
【意味】
姑にいびられた仇を自分の息子の嫁をいびって晴らすこと。
「姑の仇を嫁が討つ」というのは、姑に苦しめられた経験を持つ女性が、後に自分が姑になったときに、自分の息子の嫁を苦しめることによって、過去の恨みを晴らす行為を指しているんだよ。
あらら、それはちょっと暗い循環やな。つまり、「自分が若い頃に姑からいびられた恨みを、自分が姑になったら次の嫁にいびりを繰り返す」ってことやな。
一つの悪しき習慣が、次の世代にも伝わってしまうというわけやね。そういう連鎖はなかなか断ち切るのが難しいもんや。
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「姑の仇を嫁が討つ」の解説
カンタン!解説
「姑の仇を嫁が討つ」ということわざは、姑にいじめられた恨みを、次に来る嫁、つまり自分の息子の嫁にいじめることで晴らすという意味の話なんだよ。
つまりね、昔自分が結婚したときに姑からひどい扱いを受けた女性が、年をとって自分が姑になったら、今度は新しい嫁、自分の息子の奥さんをいじめることで、昔の姑への怒りを晴らすんだ。
これはね、嫁いびりという悪い習慣がなかなか無くならないってことを表している言葉で、そういう行動は良くないという教訓を含んでいるんだよ。自分がされて嫌だったことを、他の人にもしてはいけないっていうことを思い出させるためのことわざなんだね。
「姑の仇を嫁が討つ」の使い方
母さんはおばあちゃんにいびられ続けたからって、兄さんの奥さんをいびっているんだ。
姑の仇を嫁が討つというやつね。
こうして負の連鎖が続くんだね。
お兄さんの奥さんが息子を生んだら続くわね。
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「姑の仇を嫁が討つ」の例文
- 姑の仇を嫁が討つというのは嫌だし、息子の嫁には同じ苦労をさせたくないので優しく接する。
- 姑に何でそんなに意地悪なのか聞いたら、姑の仇を嫁が討つと言われた。
- 姑の仇を嫁が討つというけど、嫁にとっては完全な八つ当たりだ。
- 昔から姑の仇を嫁が討つというが、そうやって憎しみが連綿と続いてきたのだろう。
- 姑の仇を嫁が討つというので心配していたが、嫁と母さんはうまくやっているようだ。