「次郎にも太郎にも足りぬ」の意味(類義語)
【ことわざ】
次郎にも太郎にも足りぬ
【読み方】
じろうにもたろうにもたりぬ
【意味】
中途半端なこと。あてはまる点がないこと。
おお、そやな。これはつまり、「どっちつかずで何もかも中途半端やと、誰も幸せになれへん」ってことかいな。半端な努力や半端な解決策では、結局誰にも喜ばれへんし、何も解決せえへんってことやな。
ちゃんと一つのことに集中して、きっちりとやり遂げることの大切さを教えてくれる言葉やね。
【類義語】
・帯に短し襷に長し
・褌には短し手拭いには長し
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「次郎にも太郎にも足りぬ」の解説
カンタン!解説
「次郎にも太郎にも足りぬ」っていうのはね、ものごとがちょうど良くなくて、どの状況にもうまく合わないことを言うんだよ。
例えばね、サッカーボールが大きすぎても小さすぎてもサッカーをするのには使えないよね。ボールがちょうど良いサイズでないと、サッカーをするためには役立たない。それと同じで、このことわざは、物事がどこにもぴったり合わず、どんな状況にも適していないことを指しているんだ。
つまり、「次郎にも太郎にも足りぬ」は、何かが中途半端で、どの場面にもちょうど良くないということを表しているんだね。こんな感じで物事がちょうど良くないときに使う言葉なんだよ。
「次郎にも太郎にも足りぬ」の使い方
これを入れる箱はないかしら。
箱ならいっぱいあるよ。
次郎にも太郎にも足りぬという感じね。
緩衝材を入れればぴったりになるよ。
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「次郎にも太郎にも足りぬ」の例文
- 空いている会議室はすべて次郎にも太郎にも足りぬで、広すぎるか狭すぎる。
- 思い描く丈のパンツがなく、次郎にも太郎にも足りぬなので自分で切った。
- 三個パックじゃ多いし一個じゃ少ない。次郎にも太郎にも足りぬだな。
- 2泊3日の修学旅行にちょうど良いスーツケースがなく、次郎にも太郎にも足りぬで困る。
- 大盛だと多いし、並盛だと足りなくて次郎にも太郎にも足りぬだが、腹八分目が健康に良いと考え並盛にする。
何事も中途半端では、どのように利用しても満足できない結果になる、という意味があるんだね。