「田作りも魚のうち」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
田作りも魚のうち
【読み方】
たづくりもうおのうち
【意味】
弱く力のないものでも仲間の数のうちに入るということ。
「田作り」は、ごまめの別称。カタクチイワシを干したもの。
「田作りも魚のうち」ということわざは、弱いかもしれないけど、それでも自分はその仲間の一員であるということを教えてくれるんだよ。
あ、それはつまり、「ちっちゃくても、ちゃんと魚の一員」ってことやな。
弱小で無力でも、一緒に行動すれば力を合わせていくことができるんやな。小さいけど、まだまだ一緒に頑張れるってことやな。みんなで一緒に力を合わせて行こうって、このことわざは教えてくれてるんやな。
【語源由来】
小さな魚でも、魚に変わりはないということから。
【類義語】
・蝙蝠も鳥のうち
・目高も魚のうち
・二十日鼠も獣のうち
【スポンサーリンク】
「田作りも魚のうち」の解説
カンタン!解説
「田作りも魚のうち」ということわざはね、小さな存在や力のない者でも、仲間としては同じ価値を持つことを表しているんだよ。
「田作り」というのは、ごまめとも呼ばれるイワシの幼魚のことを指すんだ。ごまめは小さな魚でありながら、他の魚と同じ魚の仲間に属しているんだね。
「田作りも魚のうち」ということわざは、人間の社会でも、身体的な弱さや力の不足を持っていても、人としての尊厳や価値は同じであることを教えてくれているんだよ。
このことわざは、人々に対して差別や偏見を持たず、他人を平等に扱い、互いに支え合うことの大切さを伝えているんだね。小さな存在や力のない者でも、その存在や貢献は重要であり、尊重されるべきなんだよ。
「田作りも魚のうち」の使い方
彼らはチームに必要なの?
田作りも魚のうちよ。何らかの形で役に立ってくれると思うわ。
いらない気がするけどな。
いらない人なんていないのよ。
【スポンサーリンク】
「田作りも魚のうち」の例文
- 自分より無能でも無下にしてはいけない。田作りも魚のうちだ。
- 仕事を覚えていない新入社員でも、田作りも魚のうちという。仲間であることに変わりない。
- 能力に関係なく、田作りも魚のうちだから彼らにも話し合いに加わってもらう。
- 健太くんは彼らを一員として認めていないようだが、田作りも魚のうちなんだとわかってもらいたい。
- 田作りも魚のうちというように、大した仕事ができないものでも僕の配下にある限り仲間だ。