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【黙り虫壁を通す】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

黙り虫壁を通す

「黙り虫壁を通す」の意味(語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
黙り虫壁を通す

「黙り虫壁を掘る」「黙り虫壁を破る」ともいう。
【読み方】
だまりむしかべをとおす

【意味】
黙って努力するものは、人知れず大きなことを成し遂げる。大人しく目立たないものが、大きなことを成し遂げる。

ことわざ博士
「黙り虫壁を通す」ということわざは、静かにこっそりと努力を続ける人が、人々が知らない間に大きな成果を上げるという意味を示しているんだよ。
助手ねこ
そうかいな。つまり、「目立たないけど、コツコツと努力しとる人が、いつの間にかすごいことを成し遂げてる」ってことやな。

みんなが気付かへんところで、ひっそりと大きな成果を出しとる人のことを言うんやな。目立たないけど、その人らが実はすごいことをしとるんやな。

【語源由来】
鳴きもせず、誰も注目しないような小さな虫が、いつの間にか壁を食い破って穴をあける意から。

【類義語】
・黙り猫が鼠を捕る
・黙っている者に油断するな
・深い川は静かに流れる

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「黙り虫壁を通す」の解説

カンタン!解説
解説

「黙り虫壁を通す」っていうことわざは、黙ってコツコツと努力し続ける人が、誰にも気づかれずに大きな成果を出すことができるっていう意味なんだよ。

たとえばね、学校のテストでいつも真剣に勉強しているけど、それを大声で言ったりはしない友達がいるとしよう。その子はいつも黙って一生懸命勉強しているだけで、だれにも自慢しないし、注目を引こうとはしない。でも、テストの結果が出たとき、その子がトップの成績を取っているとわかったら、みんな驚くよね。それがまさに「黙り虫壁を通す」っていうことだよ。

このことわざは、大人しくて目立たない人でも、黙って一生懸命努力していれば、大きなことを成し遂げることができるっていう教えを伝えているんだよ。だから、いつもコツコツと努力を続けることが大切だね。

「黙り虫壁を通す」の使い方

健太
学年トップの成績はすごいね。
ともこ
いやー。それほどでも。
健太
コソ勉していたの?黙り虫壁を通すだね。
ともこ
コツコツ頑張ったことは大抵報われるわよね。
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「黙り虫壁を通す」の例文

例文
  1. 陰キャの健太くんが、こんな大きなことを成し遂げるなんて、黙り虫壁を通すだね。
  2. いつも見下していた相手に負けた。黙り虫壁を通すというが、人の一面だけ見て見下してはいけないな。
  3. まさか彼が僕より早く成果を出すとは思わなかった。黙り虫壁を通すというように、陰で黙々と頑張っていたんだろうな。
  4. 黙り虫壁を通すというが、相当研究を重ねたのだろう。普段は目立たない彼のプレゼンが通った。
  5. 黙り虫壁を通すというので、成績上位者が大きなことを成し遂げるとも限らないよ。

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