「谿陜き者は速やかに涸る」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
谿陜き者は速やかに涸る
【読み方】
たにせまきものはすみやかにかる
【意味】
君主に広く民衆に行き届く徳が無ければ国家は維持できない。規模が小さくゆとりがないものは長続きしないということ。


ほんま、大きなものを作るためには、広く深く根を張ることが大事やな。これは、ビジョンが大きく、ゆとりをもって行動しなあかんってことやな。
【出典】
「墨子」
【語源由来】
せまい谷川の水は、雨が降らないとすぐに涸れてしまう意から。
「谿陜き者は速やかに涸る」の解説
「谿陜き者は速やかに涸る」っていうことわざは、ものごとが小さくて狭いと、長く続くことは難しいという意味だよ。
例えばね、小さい川なら、雨が降らなければすぐに水がなくなってしまうよね。でも大きな川や海なら、たくさんの水があってすぐにはなくならない。これと同じように、小さな国や組織でも、そのリーダーが広く人々の心に対して良い影響を与え、人々からの支持を得られるような良い行動をしないと、すぐに力がなくなってしまうんだよ。
だから、「谿陜き者は速やかに涸る」っていうのは、何事も大きく、広く、長く続けるためには、リーダーが大切な行動をしなければならないということを教えてくれているんだね。
「谿陜き者は速やかに涸る」の使い方




「谿陜き者は速やかに涸る」の例文
- わが社のような小さい規模の企業は、谿陜き者は速やかに涸るので無理に経営拡大しない。
- 谿陜き者は速やかに涸るというから、分を弁えて小さくまとまる。
- 谿陜き者は速やかに涸るというが、自民党には徳のある人間がいない。
- 民度が低くなり、徳のある人間が絶滅危惧種になったので、谿陜き者は速やかに涸るようにこの国は滅びゆく。
- ゆとりがない小さな存在は、谿陜き者は速やかに涸るように淘汰され長続きしない。























