「掉尾の勇を奮う」の意味
【ことわざ】
掉尾の勇を奮う
【読み方】
ちょうびのゆうをふるう
「掉尾」は、「とうび」とも読む。
【意味】最後の勇気を振り絞り、力の限りがんばること。
「掉尾」は、尾を振る意。一説に、捕まった魚が最後の力を出して尾を振ること。転じて、結末にいたり勢いが加わること。
「掉尾の勇を奮う」は、最後の瞬間、終わりに近づいたときに全力を振り絞って努力することを表しているんだ。
そうだね、「掉尾の勇を奮う」っていうのは、もう最後の段階になったときに、最後の力を振り絞って頑張ることを言うんだよ。
試合の最後の瞬間や、プロジェクトの終盤で全力を出すようなことを指すんだね。一番大切なときに力を発揮することが重要なんだよね。
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「掉尾の勇を奮う」の解説
カンタン!解説
「掉尾の勇を奮う」っていうことわざは、もう力が尽きそうでも、最後の一瞬になっても、最後の力を振り絞って頑張ることを表しているんだよ。
例えばね、マラソンの最後の直線で、もう足が動かないくらい疲れている時でも、ゴールを目指して最後の力を出すこと。それがまさに「掉尾の勇を奮う」っていう意味だよ。
「掉尾」っていうのは、終わりの部分、最後の部分を指す言葉で、「勇を奮う」は勇気を出す、元気を出すっていう意味だから、「最後の一瞬でも諦めずに頑張る」っていう意味になるんだね。
「掉尾の勇を奮う」の使い方
試合の最後の方はくじけそうになったよ。
へろへろになっていたわね。
家族の声援が聞こえて、掉尾の勇を奮ったよ。
おかげで勝てたわよね。感謝しないといけないわね。
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「掉尾の勇を奮う」の例文
- 今こそ掉尾の勇を奮うときだ。今やらないと後悔する。
- 最後の最後で掉尾の勇を奮い、勝利を手にする。
- あきらめそうになったが、掉尾の勇を奮ったおかげで負けずに済んだ。
- もうだめかと思われたが、掉尾の勇を奮い契約成立となった。
- 自分の限界を越えようと、掉尾の勇を奮う健太くんの姿に、会場中の人たちが感涙した。