「痛処に針錐を下す」の意味(語源由来)
【ことわざ】
痛処に針錐を下す
【読み方】
つうしょにしんすいをくだす
【意味】
相手の弱点を指摘して戒めること。
「痛処に針錐を下す」ということわざは、人の弱点に直接的に注目し、それを指摘して注意を促す行為を指しているんだよ。
ほんなら、それはもう、直球で相手の弱点に刺さって「おいおい、ここがあかんで!」って指摘してくれる人のことやな。
ちょっと痛いけど、そのおかげで気付いて改善できるかもしれへんしな。誰もが必要とするけど、直接的すぎてちょっと痛い、そんな存在を指してるわけやな。
【語源由来】
痛いところに針や錐を突き立てること。
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「痛処に針錐を下す」の解説
カンタン!解説
「痛処に針錐を下す」っていうことわざは、人の弱いところ、つまり自分が改善すべき点や直すべき悪いところをピンポイントで指摘する、または注意するっていう意味だよ。
例えばね、友達が勉強中にいつもスマホをいじって集中できないと言っていたら、その友達に「スマホをいじるのを止めるともっと集中できるよ」と具体的に指摘することを言うんだよ。
「痛処」は痛いところ、つまり弱いところのことだね。そして、「針錐を下す」は、針や錐でその弱いところを突くという意味。だから、「痛処に針錐を下す」っていうことわざは、「人の弱いところ、改善すべきところをはっきりと指摘すること」を表しているんだよ。
「痛処に針錐を下す」の使い方
痛いなー。
けがをしたの?
違うよ。彼が僕の欠点を的確に突いてきたんだ。
痛処に針錐を下すことができる友人は貴重よ。大事にしないとね。
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「痛処に針錐を下す」の例文
- 相手の欠点を指摘するのは損な役回りだが、心を鬼にして痛処に針錐を下す。
- 彼のことを思って、痛処に針錐を下した。
- このままでは彼は駄目になると思い、痛処に針錐を下すことを決意した。
- 痛処に針錐を下すようなことを言えた立場じゃないのは分かっているが、言わせてもらう。
- 面と向かって痛処に針錐を下すようなことを言われると、正直へこむ。