「角突き合わせる」の意味(語源由来)
【ことわざ】
角突き合わせる
【読み方】
つのつきあわせる
【意味】
一緒にいながら仲が悪くて、いつも喧嘩しているようすのたとえ。
仲が悪くて、ちょっとしたことでぶつかり合うってわけや。お互いに意地を張って譲らへん感じやな。
【語源・由来】
牛が互いに角を突き合わせるということから。
「角突き合わせる」の解説
「角突き合わせる」という表現は、仲が悪くて、いつも衝突している人たちの様子を表す言葉だよ。
この表現は、動物が角で突き合うような様子から来ているんだ。たとえば、牛や鹿などが争うときに、お互いの角を使って突き合うように、人間の間でも仲が悪いと、意見が衝突しやすくなるよね。そんな時に「角突き合わせる」という言葉を使うんだ。
「角突き合わせる」とは、お互いに意地を張ったり、自分の考えばかりを押し通そうとしたりして、互いにぶつかり合うことを意味しているんだ。このように、人間関係で意見が合わなかったり、相手と対立することが多い状況を表すのに使われる言葉なんだよ。
たとえば、兄弟がいつも喧嘩をしているとか、職場で同僚と意見が合わないといった状況で、この表現が使われることがあるね。仲が悪くて、頻繁に対立している関係を表現するのに適している言葉なんだ。
「角突き合わせる」の使い方
「角突き合わせる」の例文
- 学校内では、大きく分けて二つの派閥が存在するが、角突き合わせているかといえば、そうでもない。
- 同じアパートとはいえ、顔を合わせることはほとんどなく、角突き合わせる揉め事などなかったはずだと周りの住人は言っていた。
- 角突き合わせながらも一つ屋根の下で暮らしているんだからすごいよなあ。
- お隣さんとは、生活音について始終揉めているので、年中角を突き合わせている。
- 兄弟で角突き合わせてばかりいるのは止めなさい、家が壊れる!と、母にしかられた。
動物が角で戦うように、人々が意見や態度で常にぶつかり合っている状況を言い表しているんだ。