「敵に糧」の意味(類義語)
【ことわざ】
敵に糧
【読み方】
てきにかて
【意味】
敵に食料を与えること。敵に都合が良いように取り計らい、自分が不利になること。
「敵に糧」ということわざは、まるで敵に食糧を渡してしまうような行動をして、相手に利益をもたらしたり、相手にとって有利な結果を生んでしまうことを意味しているんだよ。
ええっと、つまり、自分の行動で、気づかんうちに相手にプレゼントみたいなもんを渡しちゃってるってことやな。
何かしらん間に、相手を助けてしまってる状態なんやな。あ、これってちょっとおっちょこちょいな感じもするわ。なるほどな、要注意やね!
【類義語】
・盗人に糧を齎す
・寇に兵を藉し、盗に糧を齎す
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「敵に糧」の解説
カンタン!解説
「敵に糧」っていうことわざはね、自分の敵やライバルに、何も考えずにおいしいものをあげてしまうようなことから来ているんだよ。
例えば、サッカーの試合で、うっかりボールを相手チームに渡してしまうようなこと。そうすると、相手チームが得点を取りやすくなってしまうんだね。それって、自分たちのチームにとっては悪いことだよね。
このことわざは、自分の敵やライバルに、気を付けないとお得なものを与えてしまうことがあるから、注意しなければいけない、と教えてくれるんだ。自分にとって不利になることをしてしまわないように、いつも気を引き締めて行動しなければいけないってことなんだよ。
これは、勉強や遊び、仕事など、いろんな場面で大切な教えだね!自分にとって大切なものを守るために、相手に利益を与えてしまわないように気を付けないとね。
「敵に糧」の使い方
健太くん。貴重な水をライバルにあげたの?
困っている時は助け合わないとね。
敵に糧じゃないの。どうなっても知らないわよ。
それでも、困っている人を目の前にして無視できないよ。
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「敵に糧」の例文
- オウンゴールはいわゆる敵に糧で、それで負けると何とも言えない気分になる。
- 敵に糧とは、ずいぶん余裕ですね。いずれこのことを後悔する日が来ると思いますよ。
- 怪我した泥棒を助けて逃がすとは、敵に糧だ。他の被害者を増やし恨まれることになったらどうするんだ。
- 真剣勝負のさなかに敵に糧とは、どういうことだ。今は感謝しても、いつか仇をなすぞ。
- 敵に糧は禍根を残す。敵は潰せるときに潰すべきだ。