「盗も五女の門に過らず」の意味(出典)
【ことわざ】
盗も五女の門に過らず
【読み方】
とうもごじょのもんによぎらず
【意味】
女子が多いと、嫁に行くまでにお金がかかり貧しくなるので、盗人も五人女子がいる家は狙わない。
ほんまにな!つまり、5人も女子がおる家は、みんなが嫁に行くまでに大変やから、お金が足りへんになるんや。
それで、盗人もそんな家は「ここは金がなさそうやな」と思って、スルーするんやな。家族が多いと大変やけど、逆に安全かもしれへんねんてな。
【出典】
「後漢書」
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「盗も五女の門に過らず」の解説
カンタン!解説
「盗も五女の門に過らず」っていう言葉はね、家に女の子がたくさんいると、お金がたくさんかかるから、その家はお金がないだろうと思われることを言っているんだよ。
具体的に言うと、昔の話だけど、女の子が結婚するときに、お金や贈り物を用意しなくちゃいけなかったから、5人も女の子がいる家は、お金をたくさん使って、お金がなくなるんじゃないかと思われてたんだ。
だから、この言葉は、そんな家はお金がないだろうと思って、盗人もその家を狙わないっていう意味になるんだよ。
「後漢書」という昔の書物にこの話が出てくるんだけど、簡単に言うと、女の子がたくさんいる家はお金が大変だから、盗人もその家は避けるっていうことを言っているんだね。
「盗も五女の門に過らず」の使い方
近所の家が、次々泥棒被害にあっているんだ。
健太くんの家も気をつけないとね。
盗も五女の門に過らずっていうから大丈夫だよ。
健太くんには5人のお姉さんがいるもんね。学費で貯金がないだろうし、狙われないわね。
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「盗も五女の門に過らず」の例文
- 盗も五女の門に過らずというが、五人の姉妹を育てるために家計は火の車だ。
- 我が家に防犯カメラは必要ない。盗も五女の門に過らずというが、女子が五人いるので貧しくて、泥棒も危険をおかして入ろうとは思わない。
- 子沢山だとにぎやかだし、盗も五女の門に過らずというから家内安全になりそうだ。
- 我が家は五人姉妹がいるので、盗も五女の門に過らずというように泥棒が入る心配がないから鍵もかけない。
- SNSでお金持ちアピールをするから、泥棒に狙われる。盗も五女の門に過らずというように、貧乏アピールをすれば泥棒が来ないどころか寄付金が集まる。
そのため、盗人もそういう家を狙わない、という意味合いがあるんだよ。