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【飛んで火に入る夏の虫】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

飛んで火に入る夏の虫

【ことわざ】

飛んで火に入る夏の虫

【読み方】

とんでひにいるなつのむし

「入る」を「はいる」と読むのは誤りなので、注意が必要です。

【意味】

自ら危険や災難に進んで、飛び込んでいく事。自らを滅ぼすような禍の中に進んで身を投じる事。

【語源・由来】

虫は光に向かって飛ぶ習性があるので、自分から火の中に飛び込んできて、焼け死んでしまうことから。

ここでいう「夏の虫」とは、一説では「ヒトリガ」という蛾の仲間とされています。「ヒトリガ」は漢字では「火取蛾」「燈取蛾」「灯取蛾」「火盗蛾」「灯盗蛾」と表記します。このことわざの通り、光に向かって飛ぶ習性が、この種には特に目立ってあった為、このような名前がつけられたと言われています。

【類義語】
・蛾の火に赴くが如し
・愚人は夏の虫
・手を出して火傷する
・飛蛾の火に入るが如し
・我と火に入る夏の虫

【英語訳】
・Who perishes in needless danger is the devil’s martyr.
・rushing to one’s doom
・(like a) moth flying into the flame

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「飛んで火に入る夏の虫」の使い方

健太
ね、次の授業は漢字テストだっけ?
ともこ
そうよ。確か50問テストだったと思うわ。
健太
じゃあさ、お互いどのくらい点数が取れるか、競わないかい?僕、今回は自信があるんだ。
ともこ
学年成績トップの私に勝負を挑むなんて、飛んで火に入る夏の虫ね。受けて立ちましょう。

「飛んで火に入る夏の虫」の例文

  1. 我々のアジトに丸腰で潜入するなんて、飛んで火に入る夏の虫だ。
  2. 飛んで火に入る夏の虫とはこのことで、素人の彼が現チャンピオンにボクシングで挑むなんて無茶だ。
  3. 家に変えると、ぼくのテストの成績のことで、両親が喧嘩をしているところだった。飛んで火に入る夏の虫だ。
  4. 君が彼のところに説得にいくなんて、飛んで火に入る夏の虫だからやめておいた方が良いよ。

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