「どこの馬の骨かわからぬ」の意味
【ことわざ】
どこの馬の骨かわからぬ
【読み方】
どこのうまのほねかわからぬ
【意味】
素姓が分からない人をあざけることば。
「どこの馬の骨かわからぬ」という表現は、人の出身や背景がはっきりと分からない、またはあまり良くないと感じる人を指す言葉なんだよ。
ああ、それって、「お前、一体どこ出身やねん?」みたいな、ちょっと疑ってるか、悪く思ってるような感じで使うんやな。
人をちょっと見下して使うことがあるんやね。使うときは気を付けなあかんね。
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「どこの馬の骨かわからぬ」の解説
カンタン!解説
「どこの馬の骨かわからぬ」っていう言葉はね、その人の背景やどんな人なのかよくわからない、ちょっと怪しいと感じる人のことを表して言うんだよ。
たとえばね、知らない人が突然やってきて、「一緒に遊ぼう!」って言ってきたとき、その人のことを「この人、どこの馬の骨かわからないな」と思うことがあるでしょ。それがこのことわざの意味だよ。
「馬の骨」っていうのは、馬のことを指すんじゃなくて、ちょっと見た目や態度だけでその人のことを判断しちゃう時に使うことが多いんだ。だから、この言葉はちょっと厳しい意味を持っていることもあるよね。
「どこの馬の骨かわからぬ」の使い方
彼女のお父さんに会ったんだ。
へえ。歓迎された?
どこの馬の骨かわからぬやつに娘はやらんって言われた。
想像通りね。
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「どこの馬の骨かわからぬ」の例文
- 苦労して稼いだ金を、どこの馬の骨かわからぬ男に渡すわけにはいかない。
- どこの馬の骨かわからぬ人間に話すことは何もない。
- どこの馬の骨かわからぬやつに食わせるタンメンはねえ。
- 君なら大丈夫だろう。どこの馬の骨かわからぬ人に任せるつもりはなかった。
- どこの馬の骨かわからぬ女にあれこれ言われたくないね。
「どこの馬の骨かわからぬ」の文学作品などの用例
「それにあの迷亭とか、へべれけとか云う奴は、まあ何てえ、頓狂な跳返りなんでしょう、伯父の牧山男爵だなんて、あんな顔に男爵の伯父なんざ、有るはずがないと思ったんですもの」「御前がどこの馬の骨だか分らんものの言う事を真に受けるのも悪い」「悪いって、あんまり人を馬鹿にし過ぎるじゃありませんか」と大変残念そうである。(夏目漱石の吾輩は猫であるより)