「途轍もない」の意味(類義語)
【ことわざ】
途轍もない
【読み方】
とてつもない
【意味】
程度がはなはだしいこと。普通では考えられない常識はずれなこと。
「途轍」は、筋道。道理。「途」は、道。「轍」は、わだち。
途轍もなく美味しいお魚を食べたいな〜。って、ちょっと違うかな?
でも、本当に特別なことや驚くようなことを表現する時にこの言葉はピッタリやね。
【類義語】
・途方もない
【スポンサーリンク】
「途轍もない」の解説
カンタン!解説
「途轍もない」という言葉、簡単に言うと「途方もない」や「普通じゃない」っていう意味になるよ。
たとえば、すごく高いビルを見て、「このビルの高さは途轍もない!」って言ったら、そのビルの高さが本当に普通とは比べ物にならないくらいすごい、ということを伝えたいときに使うような感じだね。
「途轍もない」って使うと、その物や事がとても特別で、一般的なものや考えとは全く違う、と強調したいときに言うことが多いんだよ。
「途轍もない」の使い方
途轍もなく大きな蛙がいたよ。
大きいって言っても手のひらぐらいでしょう?
車くらい大きかったんだ。
それは夢でも見ていたんじゃないの?
【スポンサーリンク】
「途轍もない」の例文
- その話が本当だったら、途轍もないことだ。
- 金太郎は途轍もない怪力の持ち主で、熊と相撲をして勝ったそうだ。
- 健太くんは途轍もない強運を持っているから、何度宝くじが当たったか分からない。
- 途轍もない規模の津波が日本を襲う可能性を否定できない。
- その企業は、途轍もないスピードで成長していった。
「途轍もない」の文学作品などの用例
何八景彼八景、しまいには吉原八景、辰巳八景とまで用いられて、ふけて逢う夜は寢てからさきのなぞと、イヤハヤ途轍も無い辺にまで利用されるに至ったほどであるが、最初はこれも矢張り支那文學美術すべて支那影響を受けた頃に起つたことである。(幸田露伴の華厳滝より)
何かが極めて特異または異常な場合に使われることが多いんだ。