「西と言えば東と言う」の意味
【ことわざ】
西と言えば東と言う
【読み方】
にしといえばひがしという
【意味】
人の発言に対しことごとく反対するひねくれた態度のこと。
へぇ、それはちょっと面倒くさい性格の人を表してるんやね。つまり、「誰かが何か言うたら、いつも反対のことを言うような人」ってことか。人が西って言ったら、わざと東って言うような、いつも反対ばっかりする人のことやな。
そういうへそ曲がりな態度は、周りとの関係を難しくすることもあるから、注意が必要やね。自分の意見も大事やけど、人の意見にも耳を傾けることが大切やってことや。
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「西と言えば東と言う」の解説
カンタン!解説
「西と言えば東と言う」ということわざは、誰かが何かを言ったら、その人と反対のことを言う人のことを表しているんだよ。このことわざでは、もし誰かが「西」と言ったら、その人はわざと反対の「東」と言うような、へそ曲がりな態度を示す人のことを言っているんだ。
例えば、クラスで先生が「今日は図書館に行こう」と言ったら、その人は「いや、体育館に行きたい」と言って、いつも先生の言うことに反対するような感じだね。そういう人は、ただ反対の意見を言うだけで、本当にそう思っているわけではないことも多いんだよ。
このことわざは、いつも反対の意見を言う人の性格や態度について教えてくれているんだね。ただ反対をすることが目的になってしまっていることを表していて、そういう態度はあまり良くないっていう教訓を含んでいるよ。自分の本当の意見や考えを大切にすることが大事だね。
「西と言えば東と言う」の使い方
健太くん。電車に乗っていく?
行かない。
昨日まで電車大好きって言っていたじゃない。西と言えば東と言うなんて面倒くさい。
昨日までは好きだったんだ。今日は歩きたい気分なんだ。
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「西と言えば東と言う」の例文
- みんなが右と言えば左と言い、左と言えば右と言い、西と言えば東と言う彼は天邪鬼だ。
- あの子はいつも西と言えば東と言うから、社会に出たら苦労するだろうな。
- 健太くんにプリントを持ってい行きたくない。西と言えば東と言うし、いちいち反論するから気分が悪くなる。
- 野党は、与党が何を言おうとも西と言えば東と言う。
- 健太くんのことが嫌いで同意したくないから、西と言えば東と言う。
「西と言えば東と言う」の文学作品などの用例
何かにつけて師匠が右といえば左といい、西といえば東というという工合で、どうも師弟の仲が好くないのでありました。(高村光雲の幕末維新懐古談より)
この言葉は、他人が何を言っても反対のことを言う、意地の悪い、へそ曲がりな態度を持つ人を表しているんだね。