「西風と夫婦喧嘩は夕限り」の意味(類義語)
【ことわざ】
西風と夫婦喧嘩は夕限り
【読み方】
にしかぜとふうふげんかはゆうかぎり
【意味】
西風と夫婦喧嘩は、夜になればおさまるということ。
日中は何かとぶつかることもあるけど、夜になればお互い冷静になって、大事なことで喧嘩することじゃなかったって気づくんやろな。夫婦喧嘩は熱しやすく冷めやすい、ってことを教えてくれる言葉やね。
【類義語】
・夫婦喧嘩と北風は夜凪がする
「西風と夫婦喧嘩は夕限り」の解説
「西風と夫婦喧嘩は夕限り」ということわざは、西の方から吹く風や夫婦喧嘩も、夜になると収まる、つまり一時的なものであるという意味なんだよ。
たとえば、夫婦がちょっとしたことで口論になったとしても、それは長く続かず、夜までには仲直りすることが多いんだ。これは、夫婦喧嘩は大抵の場合、すぐには解決するということを教えてくれているんだよ。
このことわざは、人間の感情が一時的なものであることや、夫婦の間の小さな争いは大きな問題にならないことが多いということを表しているんだね。だから、喧嘩したとしても、それを長引かせずに、早めに解決することが大切だと教えてくれる言葉なんだ。
「西風と夫婦喧嘩は夕限り」の使い方
「西風と夫婦喧嘩は夕限り」の例文
- 夫婦喧嘩は犬も食わない、西風と夫婦喧嘩は夕限りというから彼らの喧嘩に関して気をもむことはやめる。
- 西風と夫婦喧嘩は夕限りだから、仲裁しなくてもかまわないだろう。
- 西風と夫婦喧嘩は夕限りというけど、物が割れる音や叫び声が聞こえるから警察を呼んだ方が良いだろうか。
- あの夫婦はいつも喧嘩しているが、西風と夫婦喧嘩は夕限りのごとく夕方には二人で愛犬の散歩に出かける。
- 西風と夫婦喧嘩は夕限りというし、喧嘩するほど仲がいいというから、夫婦が喧嘩をしていても心配ない。
つまり、夫婦喧嘩は一時的なものであり、大抵の場合はその日のうちに解決することが多いということを表しているんだ。