【似て非なる者】の意味と使い方の例文(語源由来・英語訳)

【ことわざ】
似て非なる者

【読み方】
にてひなるもの

【意味】
いかにも道理に合っているようだが、実は正しくないもののこと。
また、一見似ているが、実は違うもののことをいう。

えせものや、まやかしのことをいう。

【語源・由来】
『孟子(戦国時代の儒学者)・尽心篇』より
孔子のことばに「わたしは外見は似ているが本質は違っているものを憎む。
わたしが稗(ひえ)を憎むのは、それが粟の苗を、乱すのを恐れるからである。」とある。

【英語訳】
・Similar but different
・They are alike in appearance but quite different in nature.

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「似て非なる者」の使い方

ともこ
わたしが大切にしていた花壇のお花にいたずらしたの、健太くんでしょう!
健太
友達と追いかけっこしてたときに、お花を踏んづけちゃったんだ。
でも、家にあった造花を友達が持って来てくれたから、代わりにそれを飾っておいたんだよ。
ともこ
いくら綺麗でも、わたしの育てた花壇のお花と造花とでは、似て非なる者なの!
がっかりしちゃうわ。
健太
ゴメンゴメンともこちゃん、綺麗だからいいやって思ったんだけどなぁ。

「似て非なる者」の例文

  1. パッと見ただけでは同じ様に立派な靴に見えるが、この二足は素材も作られた工程も全く違うため、似て非なる者というわけだ。
  2. この缶コーヒーは、甘くておいしい飲み物には違いありませんが、
    普通の珈琲とは似て非なる者といえるでしょう。
  3. あなたの書いた文章は、確かにあの文豪の文体をうまく真似てはいますが、
    本物の小説とは似て非なる者であって、読むに耐えない代物です。
  4. 先ほどあなたは「君が握った寿司は、君の親父の握った寿司とは似て非なる者だ。」という話をされましたが、正直わたしには、何が足りないのかわからないのです。
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