「鵼のよう」の意味
【ことわざ】
鵼のよう
【読み方】
ぬえのよう
【意味】
正体がはっきりしない人や曖昧ではっきりしない態度をとること。正体がよくわからないさま。


人を見るときは、こういう曖昧な態度には注意した方がええってことやな。正体が見えへん人は、ちょっと怖いかもしれんね。
「鵼のよう」の解説
「鵼のよう」という表現は、正体がはっきりしない人や、曖昧ではっきりしない態度をとることを指す言葉なんだよ。
「鵼」というのは、頭が猿、胴は狸、尾は蛇、手足は虎という、いろいろな動物の特徴を持つ想像上の動物を表しているんだ。この動物は、いろんな動物の部分を合わせ持っているから、その正体が何なのかがよくわからないんだね。
この表現は、そんな「鵼」を例にして、人がはっきりしない態度をとることや、正体がよくわからないさまを表現しているんだ。
たとえば、何を考えているのかわからない人や、いつも意見がコロコロ変わる人、あるいはどんな人なのかがよくわからない人を指す時に使われるんだよ。このような人は、周りの人たちにとって理解しにくく、信頼が置きにくいと感じられることが多いんだね。
「鵼のよう」は、そういう人々の特徴や態度を表す時に使う表現なんだ。
「鵼のよう」の使い方




「鵼のよう」の例文
- 健太くんは、鵼のように得体のしれない人物だから心を開けない。
- あの政治家は鵼のようで、食わせ物である。
- 鵼のような不気味な人とは、お近づきになりたくない。
- 鵼のような曖昧な返答で、のらりくらりと記者の質問をかわす。
- YESかNOかはっきりしてほしい。鵼のような態度だと期待してしまう。
























これは、人の行動や態度が不透明で、どのような人物なのか判断がつきにくい状況を指しているんだね。