「盗人の逆恨み」の意味(類義語)
【ことわざ】
盗人の逆恨み
【読み方】
ぬすびとのさかうらみ
【意味】
自分の悪事は棚に上げて、人を批判すること。


自分の悪事に目をつぶって、他人を逆恨みするっていうのは、よくあることやけど、それがいかに不合理かを示してる言葉やな。自分の行動に対する責任をしっかりと認識することの大切さを教えてくれてるんや。
【類義語】
・盗は主人を憎む
・泥棒が縄を恨む
「盗人の逆恨み」の解説
「盗人の逆恨み」という表現は、泥棒や犯罪者が自分の犯した罪を棚に上げて、逮捕した警察官や被害者に対して恨みを抱くという状況を指している言葉なんだよ。
この言葉は、犯罪を犯した人が自分の行為を反省することなく、かえって自分を捕まえた人や被害を受けた人を逆恨みするという不合理な状況を表しているんだね。つまり、本来自分が間違っているにも関わらず、他人を非難することを指しているんだ。
たとえば、盗みを働いて捕まった泥棒が、「なぜ私が捕まるのか」と警察や被害者を恨むような場合がこれにあたる。本来なら自分の行動を省みるべきなのに、逆に他人を責めるという心理状態を「盗人の逆恨み」と表現しているんだ。
この言葉は、自己中心的かつ非合理的な行動や考え方を批判し、正しい責任の所在を理解することの重要性を示しているんだね。自分の過ちを認めずに他人を非難することの愚かしさを指摘する言葉なんだ。
「盗人の逆恨み」の使い方




「盗人の逆恨み」の例文
- 自分だって悪いことをしているのにぐちぐち文句をいうから「盗人の逆恨みだ」と言い返したら、夫は「俺は稼いでるから良いんだ」という。
- いじめっ子がいじめっ子を批判するとは、盗人の逆恨みで説得力がない。
- 戦争大好きな国が常任理事国にいて、テロリストや戦争する国を責めるのは盗人の逆恨みで、聞いていてばかばかしい。
- 盗人の逆恨みは愚かしい。せめて、人の振り見て我が振り直せ。
- 野党は与党を批判してばかりだが、自分たちが与党だったときも無能だったから盗人の逆恨みじゃないか。























