「盗人にも仁義」の意味(類義語)
【ことわざ】
盗人にも仁義
【読み方】
ぬすびとにもじんぎ
【意味】
泥棒のような悪い人間の世界でも、仲間内で守るべき仁義がある。
非合法な世界でも、彼らなりの仁義や規範が存在するんやね。このことわざは、どんな社会や集団にも、その中でのルールや倫理があるってことを教えてくれてるんや。盗人の世界にも、彼らなりの礼儀やルールがあるってことや。
・盗賊にも道あり
「盗人にも仁義」の解説
「盗人にも仁義」ということわざは、どのような集団や環境であっても、仁義や礼儀といった基本的な倫理規範が存在するという意味を持っている言葉なんだよ。
この言葉は、文字通りには盗人や犯罪者の間にも一定のルールや倫理があるということを指しているんだけど、より広い意味では、どんな社会集団や環境にも、その中でのルールや倫理が存在するということを示しているんだ。
たとえば、犯罪者の間にも、互いに裏切らない、一定のルールを守るなどの暗黙の了解があることがある。これは、一般社会においても同様で、あらゆる集団やコミュニティには、その中で守られるべきルールや倫理が存在するんだね。
「盗人にも仁義」ということわざは、どのような環境であっても、人間関係を円滑にし、秩序を保つためにはある程度のルールや倫理が必要であるということを教えてくれる言葉なんだ。それは、社会的な規範や倫理の普遍性を示しているんだね。
「盗人にも仁義」の使い方
「盗人にも仁義」の例文
- 盗人にも仁義なのに、倫理観が欠けた一般人が増えたように思う。
- 警察や法に逆らっても、盗人にも仁義だから親分には逆らわない。
- ヤンキーは意外と礼儀正しい。なぜなら盗人にも仁義というように、礼儀を叩きこまれている。
- 最近はマナーを知らない新入社員が多いが、盗人にも仁義というのに、盗人より下とは情けない。
- 悪いことをするものでさえ盗人にも仁義というように、礼儀を失することが無いのに、「法律違反じゃないでしょ?」という屁理屈で礼儀や仁義を失っている彼は最低だな。
このことわざは、どのような社会や集団でも、その中には特有の規範や倫理があるということを示しているんだね。