「盗人の提灯持ち」の意味
【ことわざ】
盗人の提灯持ち
【読み方】
ぬすびとのちょうちんもち
【意味】
悪人を助けたりかばったりすること。
ああ、そういうことか。つまり、「悪いことをする人の手伝いをすること」を意味してるんやな。盗人が盗みを働く時に、提灯を持って照らす人のように、悪事を手助けする人を言うんやね。
悪いことをする人の補助をすることは、その悪事に加担することやって教えてくれてるんやな。
【スポンサーリンク】
「盗人の提灯持ち」の解説
カンタン!解説
「盗人の提灯持ち」という言葉は、悪人の手先となり、その行為を助けたり、支援したりすることを意味しているんだよ。
もともと「提灯持ち」とは、夜道で提灯を持って先導する人のことを指していたんだけど、この表現は転じて、他人の手先となってその人のために働く者、特にその人を盲目的に褒め称えて従う者を指すようになったんだね。
たとえば、不正な行為や犯罪を行う人物がいるとき、その人の行為を支援したり、手伝ったりする人が「盗人の提灯持ち」とされる。このような人は、悪行を直接行わないものの、悪行を助けることで間接的に関与していると見なされるんだ。
「盗人の提灯持ち」という言葉は、悪行を助けることの責任や危険性を示しているんだね。単に他人の手先となって行動するだけでなく、その行為の倫理的側面を考慮することの重要性を教えてくれる言葉なんだ。
「盗人の提灯持ち」の使い方
すごく割のいいアルバイトがあったんだよ。
闇バイトじゃないの?盗人の提灯持ちはよくないわよ。
仕事内容は教えられないって言われた…。
超怪しいじゃないの!下手に関わったら逮捕されるわよ。
【スポンサーリンク】
「盗人の提灯持ち」の例文
- いつの間にか盗人の提灯持ちをやっていたようで、共犯者にさせられていた。
- これを彼のもとに運ぶと、盗人の提灯持ちとして犯罪に加担したことになる。
- あんな悪人をかばうなんて、盗人の提灯持ちだな。さっさと警察に引き渡せばいいんだよ。
- 長い付き合いで見捨てることができないのは分かるが、盗人の提灯持ちをするのはあの子のためにも君のためにもならないよ、
- あの国を支援することは、ひいてはテロリストを支援することになり盗人の提灯持ちとなる。
このことわざは、悪人の協力者や支援者として、その行為に加担することを意味しているんだね。