「盗人の寝言」の意味
【ことわざ】
盗人の寝言
【読み方】
ぬすびとのねごと
【意味】
泥棒が悪事を隠そうとしてみても、寝言ではつい本音が出てどうしようもないということ。悪いことは露見してしまうものだということ。
「盗人の寝言」という言葉は、人がいくら正体を隠そうとしても、無意識のうちに真実が露わになることを表しているんだよ。
ああ、そういうことやな。つまり、「人はいくら隠そうとしても、本音や本性はどこかで現れる」ってことやな。盗人が寝言で無意識に真実を話してしまうように、隠していても本当のことは出てくるってことやね。
この言葉は、どんなに隠そうとしても、本質や真実は隠しきれひんことを教えてくれてるんや。
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「盗人の寝言」の解説
カンタン!解説
「盗人の寝言」という言葉は、どんなに自分の正体を隠そうとしても、無意識のうちに本当の姿や考えが露わになってしまう状況を表すことわざなんだよ。
この表現は、文字通りには盗人が寝ている間につい言ってしまう寝言が、その人の本当の正体や意図を明らかにするという意味を持っているんだね。つまり、人は意識的には隠していても、無意識の状態では真実が現れることがあるということなんだ。
たとえば、何かを隠している人が、うっかりした瞬間に本当のことを言ってしまうような場合にこの言葉を使うことができるよ。このことわざは、人間の無意識の状態が真実を語ることがあるという事実を示しているんだ。
「盗人の寝言」という言葉は、人がどんなに隠そうとしても、真実はいつかは明らかになるという教訓を含んでいるんだね。このことわざは、隠し事をしている人の不安定さや、真実が最終的には露わになる可能性を示唆している言葉なんだ。
「盗人の寝言」の使い方
健太くんが犯人でしょう。
ぎくっ。僕じゃないよ。何を言っているのかな。
盗人の寝言といって、悪事は明らかになるものなのよ。
隠し通せると思ったんだけどな。
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「盗人の寝言」の例文
- 彼は横領してもばれないと思っていたようだが、盗人の寝言のごとくばれてしまった。
- 盗人の寝言というから、罰せられたくないなら悪いことはしない方が良い。
- 逃げおおせると思ったら大間違いだぞ。盗人の寝言というし、いつかは露見するんだからとっとと自主しろ。
- 悪事千里を走るというし、盗人の寝言というし、悪事は表沙汰になって拡散されるものなんだよ。
- 不倫を見抜く女の勘はおそろしいと夫は言うが、盗人の寝言というじゃない。悪いことはどうしたって隠しきれないものなのよ。