「猫の前の鼠の昼寝」の意味(類義語)
【ことわざ】
猫の前の鼠の昼寝
【読み方】
ねこのまえのねずみのひるね
【意味】
迫りくる危機に気付かず、のんびりしていること。
「猫の前の鼠の昼寝」という表現は、危険が間近に迫っているにもかかわらず、その危機に気づかずに安心している状態を表すんだよ。
ほんなら、これは危険がすぐそこまで来てるのに、それに気づかずにのんびりしてる状態を言うんやな。猫の前で昼寝してる鼠みたいに、無防備で危機感がないってことや。
これは、周りの状況に無頓着で、危険を見逃してることを警告してる言葉やな。周囲の状況にもっと注意を払うべきってことやね。
【類義語】
・魚の釜中に遊ぶが如し
【スポンサーリンク】
「猫の前の鼠の昼寝」の解説
カンタン!解説
この言葉、「猫の前の鼠の昼寝」というのはね、本当はとても危険な状況にいるのに、その危険を全く知らずにのんびりしているっていう意味なんだよ。
猫は鼠を捕まえることが得意だから、猫の近くで鼠が昼寝をしているのは、とても危険なことなんだ。でも、鼠はその危険に気付かずに、安心して昼寝をしているんだね。それが「猫の前の鼠の昼寝」っていうことわざなんだ。
たとえば、学校でテストが近いのに、勉強せずに遊んでばかりいる子がいるでしょ。その子が「猫の前の鼠の昼寝」をしているみたいなものだよ。大切なテストが近いのに、その危険を感じずにのんびりしているんだ。
このことわざは、周りの状況に気を付けて、危険が近づいていないかいつも注意することが大切だって教えてくれるんだよ。安全だと思っていても、実は危険が近くにあることもあるからね。
「猫の前の鼠の昼寝」の使い方
気候がおかしいわね。
そうだね。でも、人間は、まさに猫の前の鼠の昼寝だね。
危機感がないわね。
便利さになれてしまって後退することもできず、滅亡する日をただ待つのみって感じだね。
【スポンサーリンク】
「猫の前の鼠の昼寝」の例文
- 噴火が起きた時、避難せずにスマホのカメラで撮影を続ける猫の前の鼠の昼寝のごとき人が多くいたという。
- 消防車がたくさん出動しててサイレンが鳴り響いていたのに、健太くんは隣の家の火事が燃え移ろうとしてることに気付かず昼寝中で、まさに猫の前の鼠の昼寝だったらしい。
- 試合が近いというのにスキーに行って骨折するとは、猫の前の鼠の昼寝だな。
- 日本の治安は昔ほど良くないから、猫の前の鼠の昼寝だと犯罪に巻き込まれかねないよ。
- いつ首になってもおかしくない状況だというのに、猫の前の鼠の昼寝だな。のんびり構えていていいのかね。