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【根浅ければ則ち末短く、本傷るれば即ち枝枯る】の意味と使い方や例文(出典・語源由来)

根浅ければ則ち末短く、本傷るれば即ち枝枯る

「根浅ければ則ち末短く、本傷るれば即ち枝枯る」の意味(出典・語源由来)

意味

【ことわざ】
根浅ければ則ち末短く、本傷るれば即ち枝枯る

【読み方】
ねあさければすなわちすえみじかく、もとやぶるればすなわちえだかる

【意味】
基礎がしっかりしていないと、物事は発展しないで衰えていくということ。

ことわざ博士
「根浅ければ則ち末短く、本傷るれば即ち枝枯る」ということわざは、物事の基礎がしっかりしていなければ、長続きしないという意味があるんだよ。
助手ねこ
あー、なるほどな。基礎が弱いと、どんなにいいものでもすぐダメになるってことか。木の例えがぴったりやな。根がしっかりしてない木はすぐ倒れるし、木の幹が傷んだら枝も枯れるってことやもんな。

これは、どんなことも土台が大切って教えてくれる言葉やね。ちゃんとした基礎がないと、何事も長続きせんってことを示してるわ。

【出典】
淮南子えなんじ

【語源由来】
木の根が浅いと枝葉の成長も不十分で、幹が傷つくと枝も枯れてしまうことから。

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「根浅ければ則ち末短く、本傷るれば即ち枝枯る」の解説

カンタン!解説
解説

「根浅ければ則ち末短く、本傷るれば即ち枝枯る」ということわざは、物事の基礎や根底がしっかりしていない場合、その発展は望めず、いずれ衰退するという意味を持っています。この表現は、植物の成長と物事の発展の間の類似性を用いて、深い教訓を伝えているんだ。

「根浅ければ則ち末短く」とは、根が浅い、つまり基礎が不十分であれば、その植物(物事)の成長は長続きしないという意味です。ここで言う「末」とは枝や葉のことを指し、これが物事の結果や成果に例えられているんだね。

「本傷るれば即ち枝枯る」とは、幹(物事の核心部分)が傷つけば、それに連動して枝(物事の外側の部分)も枯れる、つまり衰退するという意味です。ここでの「本」とは幹を指し、これが物事の主要な部分や基盤に例えられているんだ。

このことわざは、ビジネス、教育、個人の成長など、さまざまな分野に適用できる普遍的な教訓を含んでいます。すなわち、何事もしっかりした基礎や核心がなければ、長期的な成功や発展は期待できないということを教えてくれるんだね。

「根浅ければ則ち末短く、本傷るれば即ち枝枯る」の使い方

ともこ
健太くんは遊んでばかりね。
健太
子供は大いに遊んで、遊びから学ぶものだからね。
ともこ
根浅ければ則ち末短く、本傷るれば即ち枝枯るというわよ。今勉強しないと、大人になってから枯れるわよ。
健太
がーん。生い茂りたいから勉強もするよ。
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「根浅ければ則ち末短く、本傷るれば即ち枝枯る」の例文

例文
  1. 基礎工事をしっかりしないとビルが倒壊するように、根浅ければ則ち末短く、本傷るれば即ち枝枯るから基礎の勉強をちゃんとやらないと、発展問題は解けっこないよ。
  2. 何事も最初が肝心。根浅ければ則ち末短く、本傷るれば即ち枝枯るから、後悔したくなければ、最初はないがしろにせず、丁寧にやりましょう。
  3. デッサンが狂っていると、仕上がった作品全体が狂うし、根浅ければ則ち末短く、本傷るれば即ち枝枯るから、デッサンからちゃんと描かないとね。
  4. どんな天才でも基礎練習を省くと、根浅ければ則ち末短く、本傷るれば即ち枝枯るように、成長できない。
  5. 根浅ければ則ち末短く、本傷るれば即ち枝枯るというから、土台作りはこれでもかというくらい念入りにする。

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