「猫にもなれば虎にもなる」の意味(類義語)
【ことわざ】
猫にもなれば虎にもなる
【読み方】
ねこにもなればとらにもなる
【意味】
状況や相手の態度如何で、大人しくも凶暴にもなるということ。
へぇ、そういうことか。つまり、人は状況によって、性格がまるで変わることがあるってことやな。猫みたいに優しくも、虎みたいに強くもなれるってことやね。
これは、人が持っている多面性や、状況に応じた柔軟な対応を示す言葉やわ。同じ人でも、状況によっていろんな面を見せることがあるってことを教えてくれるんやな。
【類義語】
・鬼にもなれば仏にもなる
【スポンサーリンク】
「猫にもなれば虎にもなる」の解説
カンタン!解説
この言葉、「猫にもなれば虎にもなる」というのはね、人が時と場合によって、とてもおとなしい猫のようにもなれるし、怖い虎のようにもなれるっていう意味なんだよ。
たとえば、学校では先生の前ではおとなしくしているけど、家では元気いっぱいで時には手をつけられないような子がいるでしょ。その子は「猫にもなれば虎にもなる」って言えるね。つまり、相手や状況によって、自分の態度を変えることができるんだ。
このことわざは、人は状況に応じていろいろな面を持っているって教えてくれるんだよ。友達や家族の前では違う態度を取ることがあるけど、それは自然なことだっていうことを示しているんだね。
「猫にもなれば虎にもなる」の使い方
温厚なあの人が怒るとはおどろきだよ。
猫にもなれば虎にもなるっていうやつね。
地雷を踏んじゃったのかも。
猫が地雷を踏まれて虎になっちゃったのね。謝った方が良いわよ。
【スポンサーリンク】
「猫にもなれば虎にもなる」の例文
- 優しそうな親でも、猫にもなれば虎にもなるように、子供が関わると虎にも鬼にもなるから気をつけないといけない。
- 彼は内弁慶だが、猫にもなれば虎にもなるというから、二面性があるのは稀有なことではない。
- 客だって機嫌が悪い時もあるし、猫にもなれば虎にもなるから接客は大変だ。
- 先生は普段は物静かだが、大好きな野球チームが負けると猫にもなれば虎にもなるように恐くなる。
- 猫にもなれば虎にもなるというが、ともこちゃんの豹変ぶりは二重人格っぽい。
この表現は、人の態度や性格が状況によって大きく変わることを指しているんだね。