「馬鹿に付ける薬はない」の意味(類義語・英語)
【ことわざ】
馬鹿に付ける薬はない
【読み方】
ばかにつけるくすりはない
【意味】
愚かな者をなおす薬はない。馬鹿に何をしても救いようがない。
「馬鹿に付ける薬はない」ということわざは、愚かさや無知を薬で治療することは不可能であるという意味があるんだよ。
なるほどなぁ、そういうことか。つまり「愚かさや無知は、外部から治すことはできない」ってことやな。馬鹿や阿呆な行動には薬をつけて治すことはできひんってことやね。
これは、根本的な理解不足や愚かさに対して、外からの介入では変えられないことを示してるんや。人の本質や根底の問題は簡単には解決できないってことやな。
【類義語】
・下愚の性移るべからず
・馬鹿は死ななきゃ治らない
【英語】
・Fools will still be fools.(愚か者は常に愚か者である)
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「馬鹿に付ける薬はない」の解説
カンタン!解説
「馬鹿に付ける薬はない」ということわざは、愚かさや無知は簡単に治療や改善ができないという意味を持っているんだよ。この表現は、一般的に、人の性質や基本的な知性のレベルは簡単に変えられるものではないという考えを示しているんだね。
この言葉は、物事の理解が不足している人や、常識が欠けている人に対して、その状況を簡単に改善する方法がないということを強調しているよ。つまり、愚かな行動や考えを持つ人に対しては、直接的な解決策や治療法が存在しないということなんだ。
このことわざは、個人の知性や理解力に関する限界や固有の特性を指摘していて、人の基本的な性質や能力は容易に変えられるものではないという現実を示しているんだよ。また、この言葉は、他人の性質や能力に対して現実的な期待を持つことの重要性を教えてくれるんだね。このことわざは、個人の能力や性質に対する理解と受容の必要性を示しているよ。
「馬鹿に付ける薬はない」の使い方
あーあ。また馬鹿をやったのね。
馬鹿が治る薬ができるといいな。
馬鹿に付ける薬はないっていうわよ。
天才集団でも馬鹿は治せないのか。
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「馬鹿に付ける薬はない」の例文
- 成人したらしっかりしてほしいが、三つ子の魂百までっていうし、馬鹿に付ける薬はないから変わらないだろうな。
- 馬鹿な健太が賢く生きられるよう助言を与えたいが、馬鹿に付ける薬はないというし無駄だろう。
- あの馬鹿を何とかしたいが、馬鹿に付ける薬はない。このまま付き合うしかない。
- 馬鹿に付ける薬はないから、馬鹿は馬鹿のままだ。
- 彼に何を言っても馬の耳に念仏、暖簾に腕押しだ。馬鹿に付ける薬はないから、どうしようもできないんだろうな。