「繁盛の地に草生えず」の意味(類義語)
【ことわざ】
繁盛の地に草生えず
「繫盛」は、「繁昌」とも書く。
【読み方】
はんじょうのちにくさはえず
【意味】
人通りが多くにぎわっている土地は、雑草が生える暇がない。
「繁盛の地に草生えず」ということわざは、商売などが繁盛している場所は、人々の往来が絶えず、草が生える余地がないという意味なんだよ。
ほー、なるほどやな!つまり、「商売が盛んで人通りが多いところには、草すら生える暇がない」ってことやな。にぎわってるところはいつも人でいっぱいやから、草なんか生えるスペースもないってわけや。
これは、商売が盛んな場所の活気を表す言葉やね。人がたくさん集まるところは、本当ににぎやかなんやな。
【類義語】
・人通りに草生えず
・使っている鍬は光る
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「繁盛の地に草生えず」の解説
カンタン!解説
「繁盛の地に草生えず」ということわざは、とてもにぎわって栄えている場所では、人の出入りが多くて忙しいため、雑草が生える暇がないということを表しているんだよ。
たとえばね、市場や商店街がとても繁盛しているところでは、毎日たくさんの人が行き来しているから、地面に草が生えるスペースもないし、人の足で踏まれて草が生えることができないんだ。これは、その場所が活気に満ちていて、常に人で賑わっていることを示しているんだよ。
このことわざは、物理的に草が生えないことを通じて、その地域の経済的な活動や繁栄を表しているんだね。だから、「繁盛の地に草生えず」というのは、「非常に活気があって、人が絶えず行き来している場所では、雑草が生える余裕がない」という意味の言葉なんだよ。
「繁盛の地に草生えず」の使い方
繁盛の地に草生えずっていうけど、練習熱心な野球部のグラウンドには草が生えていないね。
それに比べて陸上部は草が生い茂っているわね。
本気度が一目瞭然だね。
陸上部はもっとがんばるべきね。
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「繁盛の地に草生えず」の例文
- キッチンがさび付いている店には行きたくない。繁盛の地に草生えずといい、繁盛していればさび付く暇がないはずだ。
- 手を変え品を変え人を呼び込む努力をしているから、繁盛の地に草生えずいつもにぎわっている。
- 繁盛の地に草生えずというけど、この辺は閑古鳥が鳴いて草ぼうぼうだ。
- 人気の無い舟は苔むしているが、繁盛の地に草生えず、人気の舟は苔一つ無い。
- 都会には繁盛の地に草生えずのごとく草がないが、田舎の道にはいたるところに草が生えている。