「萍水相逢う」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
萍水相逢う
【読み方】
へいすいあいあう
【意味】
旅の途中などで、偶然出会い知り合いになること。
「萍」は、浮き草。
なるほどな。つまり、「旅先で偶然出会った人たちが友達になる」ってことやな。
道端でふと出会って、意気投合するみたいな感じか。旅の魔法みたいなもんやな、これは。
【出典】
王勃–滕王閣序
【語源由来】
浮き草と水が出会うという意から。また、水に漂う浮き草同士が出会う意から。
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「萍水相逢う」の解説
カンタン!解説
「萍水相逢う」という言葉はね、ふわふわと水に浮かぶ浮き草(萍)と流れる水がたまたま出会う様子から来ているんだ。これは、旅をしている人たちが偶然出会って知り合うことを表している言葉なんだよ。
この表現は、中国の文人、王勃が書いた「滕王閣序」という作品に出てくるんだけど、旅人同士がどこかの場所でたまたま出会い、お互いに交流するという意味が込められているんだ。彼らはお互いに根を持たない浮き草のように、一か所に留まらずに流れ続ける生活をしているから、その出会いがとても特別で意味深いものになるんだね。
たとえば、旅行で遠い国に行ったときに、同じ国から来た人と偶然出会って友達になるようなことがこれにあたるよ。その出会いは予期せず、予定していなかったものだけど、とても楽しい思い出や意味のある関係を生むことがあるんだ。
「萍水相逢う」の使い方
偶然だけど、この授業に一緒になれてうれしいよ。僕たち、まさに萍水相逢うってやつだね。
そうだね、まるで流れる水に乗った浮草のように、ふとした瞬間に出会ったんだから。私も、新しい友達ができて嬉しいわ。
前の学校ではクラスが全然違って、話す機会もなかったもんね。まさかここで会えるとは思わなかった。
本当に世間は狭いよね。でも、こんな形で友達になれて、何かの縁を感じるよ。これからもよろしくね。
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「萍水相逢う」の例文
- 旅先で萍水相逢った彼とは、まるで昔から知り合いのように話が合った。
- その場での萍水相逢いが、後に長い友情の始まりとなった。
- 萍水相逢った仲間と共に過ごす時間は、いつも特別な思い出となる。
- 彼との萍水相逢いは、私の人生に新たな彩りを与えてくれた。
- 旅先での萍水相逢いが、私にとって運命的な出会いとなった。
これは、旅をしている人たちが偶然に出会い、知り合いになることを表しているんだよ。