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【馬鹿と鋏は使いよう】の意味と使い方や例文(類義語・語源由来・英語訳)

【ことわざ】
馬鹿と鋏は使いよう

「馬鹿と剃刀(かみそり)は使いよう」ともいう。

【読み方】
ばかとはさみはつかいよう

【意味】
愚かな人でも、使い方によっては役に立つというたとえ。
また、人には能力に応じた使い方があるというたとえ。

【語源・由来】
はさみは使い方によっては、良く切れることもあるけれど、まったく切れないこともあるということが由来。
切れ味のよくないはさみでも、使い方によってはものが切れるということ。

【類義語】
・阿呆と剃刀は使いようで切れる(あほうとかみそりはつうかいようできれる)
・鋏と嫁は使いよう(はさみとよめはつかいよう)
・剃刀と奉公人は使いよう(かみそりとほうこうにんはつかいよう)

【英語訳】
Sticking goes not by strenght,but by guiding of the gully.
Every comes in handy when used right.

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「馬鹿と鋏は使いよう」の使い方

健太
ともこちゃん、お願いしたいことがあるんだ。
ともこ
健太くん、真剣な顔をしてどうしたの?
健太
馬鹿と鋏は使いようというから、今度の発表会のお手伝いをさせて欲しいんだ。
ともこ
わかったわ、お願いするわ。

「馬鹿と鋏は使いよう」の例文

  1. 姉は弟のことを、馬鹿と鋏は使いようだからそれに合わせた仕事を任せればいいと話していた。
  2. 馬鹿と鋏は使いようだから、父に頼める家事はそれほどないと母が話しているのを聞いてしまった。
  3. 一生懸命手伝いをしたけれど、馬鹿と鋏は使いようだからと言われていて、喜んでいいのかどうかわからなくなってしまった。
  4. 馬鹿と鋏は使いようというように、この仕事を任せてくださいと先輩にお願いした。
  5. 祖母が母のことを、馬鹿と鋏は使いようだと言っているのが聞こえたことがある。

まとめ

人にはそれぞれ得意なことがあるのではないでしょうか。
馬鹿と鋏は使いようというように、得意なことを取り組むことで素晴らしい能力を発揮できるかもしれません。
愚かだと言われて諦めてしまわずに、役に立てることを探したいですね。


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