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【縁の下の力持ち】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

縁の下の力持ち

【ことわざ】
縁の下の力持ち

「縁の下の舞」ともいう。

【読み方】
えんのしたのちからもち

【意味】
他人のために苦労、努力をしても認められないこと。転じて、人に知られないが、陰で苦労、努力をすること。また、その人。

表舞台には出ないが、重要な役割を果たしている人のこと。

【語源・由来】
元々は、他人のために苦労、努力をしても認められないことの意。

【類義語】
・縁の下の掃除番
・陰の松の奉公
・簀の子の下の舞
・内助の功
・闇の独り舞い

【英語訳】
・Unsung hero.
・Backseat player.
・Thankless job.
・Play second fiddle.
・Unthankful task.
・One catches the hare and another eat it.

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「縁の下の力持ち」の使い方

健太
縁下の力持ちって、言い換えると、ものすごい地味な人みたいで何か嫌だな。
ともこ
そうね、でも表舞台に立つ人をフォローしたり、下準備してあげたりする人がいないと、役者を活かすことはできないわ。
健太
そっか~、そうだよね~。
ともこ
そうよ。縁の下の力持ちって、必要不可欠な、とても価値のある存在よ。役者しかいなかったら、ドラマも映画も作れないもの。

「縁の下の力持ち」の例文

  1. どんなに能力の高い人気のあるスポーツ選手でも、縁の下の力持ちという存在がいなければ、その力をフルに発揮することはできないだろう。
  2.  我が社がここまで成長できたのは、優秀な人材があってこそだが、それ以上に、縁の下の力持ちとなり陰で支えてくれた多くの社員がいたからこそだ。
  3.  長い間、売れない小説家を続けていましたが、今回直木賞を受賞できたことは、縁の下の力持ちとなり家庭を支えてくれた妻の存在があったからです。
  4. 僕の奥さんは縁の下の力持ちだ。いつも僕を支えてくれる。

「縁の下の力持ち」の文学作品などの用例

けれども私は、いちどだって、あのつたバラ模様の考案者については、思ってみたことなかった。ずいぶん、うっかり者のようでございますが、けれども、それは私だけでなく、世間のひと皆、新聞の美しい広告を見ても、その図案工を思い尋ねることなど無いでしょう。図案工なんて、ほんとうに縁の下の力持ちみたいなものですのね。(太宰治の皮膚と心より)

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