【ことわざ】
望蜀の嘆
【読み方】
ぼうしょくのたん
【意味】
人間の欲望は尽きることがないということ。「蜀」は中国の地名。
【出典】
「後漢書」岑彭伝
【故事】
漢の光武帝が望みを叶えて、隴を手に入れたが、次は蜀が欲しいと望んだという故事から。
【類義語】
・得隴望蜀(とくろうぼうしょく)
・隴を得て蜀を望む
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「望蜀の嘆」の使い方
ああ。あのミニカーが欲しいなあ。
やめておいたほうが良いわよ。望蜀の嘆、きっとそれで満足できなくて、次はミニカーを飾る棚が欲しいとか欲望は尽きないから。
ああ・・・。そうなるかもしれないね。でもほしいなあ。
さあ、あきらめて早く帰らないと夕方になってしまうわよ。
「望蜀の嘆」の例文
- 望蜀の嘆、広く知る次には、深く見たいものです。
- 望蜀の嘆、何かを得れば得るほど尚得たいという念にからめとられ、安穏の日は一日もありません。
- 望蜀の嘆、最初はイタリアに行くことができればよかったのだけれども、いざ着いたら、たくさんの世界遺産の建造物が見たくなりました。
- 望蜀の嘆、飛行機の模型を買ったら、次は本物の飛行機が欲しくなりました。
- 望蜀の嘆、実物の名画を見たら、それを描いた人にどうしても会いたくなりました。