「内裏様も食わにゃ立たぬ」の意味(類義語)
【ことわざ】
内裏様も食わにゃ立たぬ
【読み方】
だいりさまもくわにゃたたぬ
【意味】
地位が高い人でも食べないと生きていけないように、人はだれしも食べなければ立つことすらできない。
人間は誰でも食べ物が必要で、基本的な生活条件はみんな一緒やな。立場や地位が高い人でも、食べることは避けられへんという教訓やね。
【類義語】
・下衆も三食上臈も三食
「内裏様も食わにゃ立たぬ」の解説
「内裏様も食わにゃ立たぬ」っていうことわざはね、どんなに偉い人でも、食べ物がないと生きていけないっていうことを言っているんだよ。
「内裏様」っていうのは、天皇さんや皇居に住んでいる人々のことを言うんだよ。でも、天皇さんだって、ご飯を食べないと元気を出すことができないんだ。
例えばね、サッカーの試合があって、キャプテンがピッチで最高のプレイをするためには、しっかりとご飯を食べて体力をつけないといけないよね。それと同じで、どんなに偉い人でも、食べ物がないと体力が出ないんだよ。
だから、「内裏様も食わにゃ立たぬ」っていうことわざは、「どんなに偉い人でも、食べないと元気が出ない」っていうことを教えてくれるんだ。食事は大切だよね。体を動かすエネルギーになるから、ちゃんと食べないといけないんだよ。
「内裏様も食わにゃ立たぬ」の使い方
「内裏様も食わにゃ立たぬ」の例文
- 忙しくて食べる暇がなかったが、内裏様も食わにゃ立たぬというように気力も体力ももたない。
- 内裏様も食わにゃ立たぬというが、仙人のように霞を食べて生きていけたらいいのにな。
- 食べられるときに食べた方がいい。内裏様も食わにゃ立たぬという。
- 一日一食生活が流行っているが、内裏様も食わにゃ立たぬから無理しない方がいい。
- どんなに偉い人でも食べなくては生命は維持できない。内裏様も食わにゃ立たぬというから、世界的食糧危機になる前に食料自給率をあげた方がいい。
すなわち、人間は誰であれ食べることが必要で、生命を維持するための基本的なニーズは同じという意味だよ。