「抱かされば負ぶさる」の意味(類義語)
【ことわざ】
抱かされば負ぶさる
【読み方】
だかさればおぶさる
【意味】
抱いてやれば今度はおんぶを求めるように、人の好意につけあがり甘えること。
えあー、なるほどな。つまり、「甘えると図々しくなる」ってことやな。
ちょっと甘やかしてあげたら、それが当たり前になって、だんだんと図々しくなってくるってことか。これは、甘やかしすぎは禁物ってことを教えてくれるんやな。
【類義語】
・負えば抱かれよう
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「抱かされば負ぶさる」の解説
カンタン!解説
「抱かされば負ぶさる」っていうことわざは、一度甘えられてその要求を叶えてあげると、その人がさらに甘えて、もっと頼んでくるっていう意味だよ。
例えばね、弟が「お兄ちゃん、おんぶして!」って言ったから、優しくおんぶしてあげたとしよう。でも、次に弟が「今度はだっこして!」って言ってきたら、それはまさに「抱かされば負ぶさる」って状況なんだよ。
このことわざは、人が一度甘えられたことに対して応えてあげると、その人はさらに甘えて、もっと要求を増やしてくるっていうことを教えてくれるんだ。それは、子供だけでなく、大人にも当てはまることだよ。だから、相手の要求に応える時は、どこまでが適切なのか、どこで線を引くのかを考えることも大切なんだよね。
「抱かされば負ぶさる」の使い方
ともこちゃん。宿題を手伝って―。明日から新学期なのに夏休みの宿題が終わっていないんだ。
抱かされば負ぶさるというから手伝わないわ。
今回だけだよ。頼むよ。
同じセリフを何回聞いたことか。
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「抱かされば負ぶさる」の例文
- 新入社員の教育係として、抱かされば負ぶさるから甘やかさないと決めている。
- 人はイージーな方に流されるもので、大抵の人は抱かされば負ぶさる。
- 抱かされば負ぶさることにならないよう、甘えの気持ちを持たれないようビシッと線引きをしておく。
- 情状酌量の余地はありそうだが、抱かされば負ぶさるので減刑はしない。
- 心を鬼にして厳しく指導し、抱かされば負ぶさるのを避ける。
つまり、甘やかすとだんだんと図々しくなってくるという意味だね。