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【鴑馬は伯楽に会わず】の意味と使い方や例文(語源由来)

鴑馬は伯楽に会わず

「鴑馬は伯楽に会わず」の意味(語源由来)

意味

【ことわざ】
鴑馬は伯楽に会わず

【読み方】
どばははくらくにあわず

【意味】
実力がないものは、世に出ることはできない。

「鴑馬」は、足の遅い馬。「伯楽」は、馬の良否を見分ける名人。
ことわざ博士
「鴑馬は伯楽に会わず」という言葉は、才能や実力がない人は、その価値を認めてくれる人に出会うことができず、世間で成功することが難しいという意味があるんだ。
助手ねこ
ああ、そういうことか。つまり、才能のない人は、才能を見抜くプロフェッショナルに出会えへんから、どうせ世間で認められへんってことやな。

才能がないと、ちゃんと評価してもらうのは、なかなか難しいんやね。

【語源由来】
千里を行く駿馬は伯楽に会えば、すぐに能力を見出されるが、鴑馬は伯楽に見出され世に出ることはないことから。

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「鴑馬は伯楽に会わず」の解説

カンタン!解説
解説

「鴑馬は伯楽に会わず」っていう言葉はね、ちょっと難しいけど、こんなイメージだよ。

考えてみて、すごく速く走れる凄い馬(駿馬)がいるとして、それを見つける能力がある専門家(伯楽)がいたら、その馬のすごさにすぐ気付くよね。でも、足の遅い馬(鴑馬)の場合、たとえその専門家に会ったとしても、特に目立つ能力がないから、そのすごさに気付かれることはないんだ。

つまり、この言葉は「実力がないものは、どんなに良い機会に恵まれても、それが認められることは難しい」ということを言っているんだよ。逆に言えば、本当にすごい能力を持っている人やものは、その能力が認められる時が必ずくる、とも言えるね。

「鴑馬は伯楽に会わず」の使い方

健太
誰かぼくを見出してくれないかなー。
ともこ
鴑馬は伯楽に会わずっていうわよ。
健太
無能ってこと?
ともこ
そうとも言う。能力を磨けば、自ずと見出してもらえるわよ。
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「鴑馬は伯楽に会わず」の例文

例文
  1. チャンスを待っていても、鴑馬は伯楽に会わずというから永遠に来ないだろう。
  2. 千里の馬も伯楽に会わずっていうんだから、鴑馬は伯楽に会わずだ。無能な人はなおさらだ。
  3. 鴑馬は伯楽に会わずというから、世に出ることができるよう自分磨きをする。
  4. 誰にも認めてもらえないと腐っているようでは、鴑馬は伯楽に会わずというように、日の目を見ることはないだろう。
  5. 嚢中の錐のように、能力があればすぐに見出され、鴑馬は伯楽に会わずというように、能力がないものには出世の道は開かれない。




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