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【鳶の子は鷹にならず】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

鳶の子は鷹にならず

「鳶の子は鷹にならず」の意味(語源由来・類義語・対義語)

意味

【ことわざ】
鳶の子は鷹にならず

「鳶の子鷹に似ず」ともいう。

【読み方】
とびのこはたかにならず

「鳶」は、「とんび」ともいう。
【意味】
平凡な親からは、平凡な子が生まれ非凡な人間にはなれない。

ことわざ博士
「鳶の子は鷹にならず」ということわざは、親の特性や性質は子にも受け継がれるという意味があるんだ。

簡単に言えば、平凡な親の子も多くの場合は平凡であることが多い、ということを示している。

助手ねこ
なるほどな。要するに、親のDNAや性格、環境とかが子供にも影響してくるから、鳶のような親からは鷹のようなすごい子は生まれにくいってことやな。

親の背中を見て、子も似てくるんやね。

【語源由来】
鳶の子をどのように育てても鷹にはなれない。

【類義語】
・瓜の蔓に茄子はならぬ
・蛙の子は蛙

【対義語】
・鳶が鷹を生む

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「鳶の子は鷹にならず」の解説

カンタン!解説
解説

「鳶の子は鷹にならず」っていうことわざはね、親がどんな人かっていうのが、その子どもにも影響するっていう意味だよ。

たとえば、鳶(とんび)っていう鳥は、そんなに大きくもなく、鷹ほど強くもないんだ。だから、鳶の子どもが大きくて強い鷹になることはないっていうこと。これを人間に例えると、普通の親から生まれた子どもが、突然すごく特別な能力を持つ人になることは難しいっていうことを言っているんだ。

でもね、このことわざは、ただの一般的な話なので、実際の人生では、平凡な親から生まれた子どもが、すごく成功することもあるよ。だから、この言葉を絶対的なルールとして考える必要はないんだよ。

「鳶の子は鷹にならず」の使い方

ともこ
健太くんは、将来何になりたいの?
健太
鳶の子は鷹にならずっていうから、高望みはしないよ。
ともこ
自分の無能さを親のせいにするのは良くないわよ。
健太
どんなに頑張っても鷹にはなれないよ。所詮この世は親ガチャ次第だよ。
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「鳶の子は鷹にならず」の例文

例文
  1. 鳶が鷹を生むというからと熱心に早期教育をする親がいるが、鳶の子は鷹にならずだ。自分の能力を客観視すると良い。
  2. 僕が大スターになることはない。鳶の子は鷹にならずだから、父のように無名のまま終わるのだろう。
  3. 代々農家だったから、今更僕の代で青年実業家になるということはないのだろう。鳶の子は鷹にならずといって、DNAに刻み込まれている。
  4. 鳶の子は鷹にならずというけど、可能性は無限大だから、血筋のせいにしないで成功をつかみ取る。
  5. 蛙の子は蛙とか、鳶の子は鷹にならずっていうけど、そうだったとしたら、貧乏から這い上がった偉人たちはどう説明するんだ。

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