「灯心で竹の根を掘る」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
灯心で竹の根を掘る
【読み方】
とうしんでたけのねをほる
【意味】
懸命にやっても結果が出ないこと。苦労しても効果が上がらないこと。
つまり、正しい方法や道具を使わないと、どんだけ頑張ってもムダってことを教えてくれる言葉やね。
【語源由来】
細く柔らかい灯心で、土の中に張った固い竹の根を掘ることから。
【類義語】
・灯心で須弥山を引き寄せる
・灯心で首をくくる
・灯心で鐘を撞く
「灯心で竹の根を掘る」の解説
「灯心で竹の根を掘る」っていう言葉は、ちょっと変わった表現だけど、面白い意味があるんだよ。
この言葉はね、どんなに頑張っても、その努力が無駄になってしまうようなことを例えて使う言葉なんだ。考えてみて、灯心っていうのは、ランプにつけるやわらかい芯のこと。これで堅い竹の根を掘ろうとしても、当然、掘れるわけがないよね。
だから、この言葉は、やり方や使うものが合っていないと、どんなに努力しても結果が出ない、っていうことを教えてくれているんだ。つまり、何かをするときは、正しい方法や適切な道具を使うことの大切さを伝えているんだね。ただ頑張るだけじゃなく、賢く頑張ることが大事っていうことだよ。
「灯心で竹の根を掘る」の使い方
「灯心で竹の根を掘る」の例文
- 一部の人間が甘い汁を吸い、多くの人間は、灯心で竹の根を掘るように努力が無駄になる。
- 君の決定一つで、灯心で竹の根を掘ることになるかもしれないんだ。
- 出来レースで優勝者は決まっているので、頑張っても灯心で竹の根を掘るようなものだ。
- かぐや姫の望む品を探しても、彼女に結婚の意志がないから灯心で竹の根を掘るごとく徒労に終わるだろう。
- あんなに練習したのにコンテストが中止になり、灯心で竹の根を掘るようだ。