「怒髪冠を衝く」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
怒髪冠を衝く
【読み方】
どはつかんむりをつく
【意味】
はげしく怒るさま。
あぁ、それはつまり、すごく怒ってる時に使う表現やな。怒りで髪の毛がぶわっと逆立つぐらいの勢いで、それが帽子や冠をポンっと上げちゃうぐらいの感じやな。
このことわざ、誰かがめっちゃ怒ってるときに、その怒りの度合いを説明するのにぴったりやねんな。
【出典】
「史記」
【語源由来】
怒りのために逆立った髪の毛が、かぶっている冠を突き上げるという意から。
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「怒髪冠を衝く」の解説
カンタン!解説
「怒髪冠を衝く」っていう言葉はね、すごーく怒って、まるで髪の毛が逆立って、帽子や冠を突き上げるくらいの勢いで立ち上がる、っていうことを表しているんだ。
実際に髪の毛が帽子を突き上げるわけじゃないけど、それくらい強く激しく怒っている様子を色濃く表現した言葉なんだよ。
だから、この言葉を使う時は、本当にすごく怒っているときや、とても憤慨している状況を説明するときに使われることが多いんだよ。
「怒髪冠を衝く」の使い方
先生に怒られちゃったよ。
怒髪冠を衝く勢いだったわね。一体何をしでかしたの。
ちょっとしたいたずらだよ。先生のかつらを釣り竿で釣ったんだ。
それは怒髪冠を衝くわね。
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「怒髪冠を衝く」の例文
- 真実を告げた時の彼女は、怒髪冠を衝くような形相だった。
- 祖父の大事な盆栽をひっくり返してしまい、怒髪冠を衝く勢いだった。
- 我慢に我慢を重ねたが怒りが頂点に達し、怒髪冠を衝くほどになった。
- 「ラーメンに虫が入っていた」と、客は、怒髪冠を衝くような、怒り心頭だった。
- 晩御飯を食べていたら、ともこちゃんが怒髪冠を衝く勢いで怒鳴り込んできた。
これを使うと、人がとても怒っていることを強調して伝えることができるんだ。