「徳に順う者は昌え、徳に逆らう者は亡ぶ」の意味(出典)
【ことわざ】
徳に順う者は昌え、徳に逆らう者は亡ぶ
【読み方】
とくにしたがうものはさかえ、とくにさからうものはほろぶ
【意味】
道徳に従い、そしてこれを実行する者は栄え、道徳に反する者は滅びるということ。
「徳に順う者は昌え、徳に逆らう者は亡ぶ」という言葉は、道理や正しい考え方に従う人は長続きして成功するが、それに反する人は失敗する、という意味があるんだよ。
ほほー、つまり、正しいことをしてる人は最終的にはうまくいくんやけど、ダメなことをしてる人は、いつか痛い目にあうってことやな。
ちゃんと道理に従って生きていかなあかんって、教えてくれてる言葉やね。
【出典】
「漢書」
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「徳に順う者は昌え、徳に逆らう者は亡ぶ」の解説
カンタン!解説
「徳に順う者は昌え、徳に逆らう者は亡ぶ」っていう言葉は、いいことをする人は成功するけど、悪いことをする人はうまくいかなくなるよ、っていう意味だよ。
例えばね、友だちと遊ぶとき、みんなと協力して楽しく遊んでる子は、みんなから好かれるし、楽しい時間を過ごせるよね。でも、わがままばかりしてみんなのことを考えない子は、友だちが少なくなっちゃったり、遊ぶのが楽しくなくなっちゃうこともあるよ。
このことわざは、人々との関わりや生き方において、良い行いや道徳的なことを大切にする人は幸せになるし、逆にそうでない人は困難に直面することがある、ってことを教えてくれるんだよ。
「徳に順う者は昌え、徳に逆らう者は亡ぶ」の使い方
徳に順う者は昌え、徳に逆らう者は亡ぶっていうけど、道徳に反する人が増えたしはびこっているわよね。
でもいずれは道徳に反するものは、周囲の反感を買って滅びるんだよ。
害虫並に生命力が強そうだけど…。
鈍感力がすさまじいから図太く生き残りそうだけど、世のことわりがそれを許さないよ。
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「徳に順う者は昌え、徳に逆らう者は亡ぶ」の例文
- 徳に順う者は昌え、徳に逆らう者は亡ぶというが、憎まれっ子世に憚るともいう。
- 悪いことはやめないと、徳に順う者は昌え、徳に逆らう者は亡ぶんだよ。一日一善を心掛けようよ。
- 最後に正義が勝つと信じている。なぜかって、徳に順う者は昌え、徳に逆らう者は亡ぶというからね。
- 不正を働くものほど儲けて大金持ちになっているが、徳に順う者は昌え、徳に逆らう者は亡ぶから、いずれ天罰が下り滅びるのだろう。
- 徳に順う者は昌え、徳に逆らう者は亡ぶというが、あの国の独裁者は数十年君臨し続け亡ぶ気配がないぞ。