「道楽息子に妹の意見」の意味(語源由来)
【ことわざ】
道楽息子に妹の意見
【読み方】
どうらくむすこにいもうとのいけん
【意味】
効果が全く無いこと。手ごたえがないこと。
えー、それはつまり、好き勝手する兄ちゃん(道楽息子)に、妹からのアドバイスや意見が全く効かない、ってことやな。
妹が「こうした方がいいで」と言っても、兄ちゃんは全く気にせずやりたい放題するわけや。要するに、全く手応えのない状態やな、これは。
【語源由来】
親を悩ませて困らせる道楽息子は、妹の意見など聞くはずがない。
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「道楽息子に妹の意見」の解説
カンタン!解説
「道楽息子に妹の意見」っていう言葉はね、どんなに頑張っても全く効果がない、または影響を与えられないことを言っているんだよ。
例えば、ちょっと困った兄がいて、その兄がいろいろな問題を起こして、家族みんなを悩ませているとき、妹が「ちゃんとしなさい!」って言っても、その兄がそれを聞くわけがないでしょ。だから、妹の意見や助言は、その困った兄には全く効果がない、っていうことを表しているんだ。
この言葉を使うときは、どんなに努力しても、またはアドバイスしても、全く手ごたえが感じられないときや、影響を与えるのが難しいときに使うんだよ。要するに、ちょっと効果の出ない努力や試みのことを言っているんだね。
「道楽息子に妹の意見」の使い方
愛犬にトイレを教えてるのに、道楽息子に妹の意見なんだよね。
ペットは飼い主に似るっていうからね。
僕がどうしようもない飼い主みたいじゃないか。
えっ。その通りでしょう?
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「道楽息子に妹の意見」の例文
- 彼に何を言おうが、道楽息子に妹の意見、暖簾に腕押しだ。
- どんなにいいことを言っても、道楽息子に妹の意見で馬の耳に念仏だろう。何の効果も期待できない。
- 聞く耳を持たない人間に道理を説いても、道楽息子に妹の意見で時間の無駄だ。
- 花にせっせと水をあげたが、道楽息子に妹の意見だった。肥料が足りないのかなー。
- 塾に行くお金が無いので自分で勉強したが、道楽息子に妹の意見で全く効果が感じられなかった。
つまり、言っても聞き入れられない、感じる反応がない、ということを示しているんだよ。