【ことわざ】
図南の翼
【読み方】
となんのつばさ
【意味】
壮大な計画や目標を立て、それらを成し遂げようとすることをいう。
【出典】
中国の戦国時代の思想家であり、道教の始祖の一人とされる荘子の寓話「逍遙遊」に記されている。そこでは、“図”を計画・目標、“南”を南方の海、“翼”を中国に伝わる伝説の大きな鳥・鵬を表している。伝説の大鳥・鵬が南方にある大海を目指し飛び立ったという逸話が転じてきている。
【類義語】
・図南鵬翼
【英語訳】
・Wings of a plan of southern sea.
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「図南の翼」の使い方
僕には壮大な計画があるんだ。言わば、図南の翼と言うやつだよ。
また?今度はなに?
アメリカに行ってハリウッドスターになるんだ!
現実見よう?
「図南の翼」の例文
- 僕には海外で成功するという図南の翼を持っている。
- 昔は図南の翼を持っていたが、今その計画は海の泡となって消えてしまった。
- 彼女は図南の翼を伸ばすには日本は狭すぎると言葉を残し、単身ニューヨークへ旅立ったが、今では立派な女優になって活躍している。
- 私は幼いころから図南の翼を持っており、ようやくその計画が実現する時が来た。
- 今の僕には図南の翼を持つ気力がない。
- 彼女は自分の身の丈以上の図南の翼を持っている。
- 僕は昔から持っている図南の翼を成し遂げるために東京に行って見たが、皆それぞれ図南の翼を持っていたため良い刺激になった。
- 新入生の私たちにはこれから様々な可能性を秘めているため、なにか図南の翼でも持ってみよう。