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【無い知恵を絞る】の意味と使い方や例文(類義語・英語訳)

【ことわざ】
無い知恵を絞る

【読み方】
ないちえをしぼる

【意味】
四苦八苦しながら、どうにかして良い考えや意見を出そうとすること。
大して良い考えは浮かばないが、苦心して知恵をひねり出すこと。
簡単には出てこない考えや意見を、努力して出すこと。
あるだけの知恵を全て出し切る。

私たちは知恵という言葉を頻繁に使いますが、その意味は、物事の筋道を理解して、処理することができる心の働き、あるいは能力を指します。また、物事を順序良く整理して、計画を立て、正しく処理することができる心の働き、あるいは能力を意味します。

【類義語】
・嚢底(のうてい)の智をたたく
・脳漿(のうしょう)を絞る
・脳味噌を絞る
・頭を捻る

【英語訳】
Beat one’s brain out.
Rack one’s brain.
Cudgel one’s brains.
Exercise wisdom.
Find the best way.
Think hard.

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「無い知恵を絞る」の使い方

ともこ
どう?好きな女の子をデートに誘う口実は思いついた?
健太
う~ん、無い知恵を絞っているけど、なかなかアイデアが出てこない…
ともこ
無駄に時間をかけて無い知恵を絞るより、思い切って行動してみたら?
健太
当たって砕けろ、だね!頑張ってみるよ!

「無い知恵を絞る」の例文

  1. 新しいプロジェクトのために、みんなで徹夜をして無い知恵を絞って考えた。
  2.  無い知恵を絞り出すのはとても大変で、心身ともに疲れ果てました。
  3.  あなたはどうしてくだらない嘘をつくために無い知恵を絞るのですか?
  4.  産まれたてくる我が子が一生幸せに過ごせるようにと、無い知恵を絞って名前を考える。
  5.  お金がないので、その代わりに無い知恵を絞る
×無い知恵を搾る
「絞る」ではなく、「搾る」を使うのは間違いです。
「絞る」とは、ねじって水分を出す・無理に出す・せばめるを意味し、広い意味で使われることが多いですね。
「搾る」とは、押して(圧力をかけて)液を出す・無理に取り立てる・きびしくするを意味し、狭い意味で使われることが多いですよ。

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